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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月23日 07時04分

本日の相場見通し/米株反発を好感し、本日の日経平均は反発

22日の米国株式市場では、NYダウは7日ぶりに反発し、前日比66.19ドル高の14963.74ドル、ナスダック総合株価指数は反発、同38.92ポイント高の3638.71ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.18(7.40%)安の14.76だった。8月のHSBC中国PMI速報値は50.1と前月の47.7から2.4ポイント改善し、4月以来4カ月ぶりに好不況の分かれ目となる50を上回った。また、8月のユーロ圏のPMI速報値が前月比1.0ポイント改善の51.3と過去2年2カ月間で最も高い水準となった。これらが好感された。ナスダック市場に上場する全銘柄や株式オプションの取引が午後に3時間以上に渡って停止したが、相場への影響は限定的だった。

NY円相場は続落し、前日比1円ちょうど円安・ドル高の1ドル=98円65~75銭で取引を終えた。円は対ユーロで下落し、前日比1円35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=131円80~90銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反発した。WTI期近の10月物は前日比1.18ドル高の1バレル105.03ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。12月物は前日比0.7ドル高の1トロイオンス1370.8ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は13575円大証清算値比225円高だった。

米株反発を好感し、本日の日経平均は反発する見通し。想定レンジは13400円~13700円程度。買い一巡後は、円相場が一段と円安に振れない限り、上値が重くなる公算が大きい。昨日の東証1部の売買代金は概算で1兆6025億円と、9日連続の2兆円割れだったが、この閑散・夏枯れ傾向は本日は週末でもあり変化ないだろう。薄商いの中、売り方の買い戻しで、価格だけは戻すが、ボリュームの増加は伴わない、中身の乏しい相場が続くとみている。

米株が反発したため、本日の新興国の株式市場は堅調に推移する可能性が高いが、市場の新興国売り懸念は強い。新興国では、金利上昇・株安・通貨安に拍車がかかっているからだ。米量的緩和が縮小されるとの観測を背景に海外マネーが引き揚げ始めた結果だ。例えば、昨日はインドの通貨ルピーがドルに対して再び過去最安値を更新し、インドネシアのジャカルタ総合指数は年初来安値を付けた。このため、当面は円相場に加え、新興国の通貨と株式市場の動向も、ザラ場中の東京市場に少なからず影響を与えよう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)