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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月22日 07時22分

本日の相場見通し/米株安を受け、日経平均は軟調推移を余儀なくされそう

21日の米国株式市場では、NYダウ6日続落、前日比105.44ドル安の14897.55ドルと、と、6月25日以来、約2カ月ぶりの安値を付けた。ナスダック総合株価指数は反落、同13.80ポイント安の3599.79ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.03(6.91%)高の15.94だった。21日のNY債券市場では、10年物国債利回りは前日比0.08%高い2.89%とこの日の最高水準で終えた。FRBが午後に公表した7月30~31日のFOMC議事要旨では、緩和縮小時期について意見の相違が目立つ内容となり、市場では思惑が交錯し、乱高下した。

NY円相場は反落し、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=97円65~75銭で取引を終えた。円は対ユーロで横ばいとなり、前日と同水準の1ユーロ=130円45~55銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は下落した。WTI期近の10月物は前日比1.26ドル安の1バレル103.85ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。12月物は前日比2.5ドル安の1トロイオンス1370.1ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は13305円大証清算値比95円安だった。

米株安を受け、本日の日経平均は軟調推移を余儀なくされそう。想定レンジは13000円~13500円程度。円相場が1ドル=97円台で推移するようなら、日経平均は昨日取引レンジ内(13250.36円~13499.99円)で膠着するだろうが、96円台突入なら、13000円の攻防を予想する。アジアの通貨安、株安が加速するようだと、投資家のリスクオフの姿勢が強まり、円高、日本株安が発生し易い状況と認識しておきたい。

現在の日経平均は5日移動平均線(21日現在13596.37円)、25日移動平均線(同14042.14円)を下回り、日足ベースの一目均衡表の「3役逆転」状態で、新値3本足も陰転状態(陽転値は13661.13円)を継続している。相場の方向性は明らかに「下」だ。また、ここまでの値動きをみる限り、底打ち感は乏しい。「コツン」という音が聞こえるまで、短期的に相場の底値模索は続くとみておきたい。

また、13週移動平均線(同13764.45円)が下降中で、26週移動平均線(同13526.80円)を日経平均(21日終値13424.33円)が割り込み、13週移動平均線と26週移動平均線とのデッド・クロスが視野に入っている。また、週足ベースの一目均衡表では転換線(同13855.75円)はもちろん、基準線(同13598.28円)も割り込んだ。つまり、中期トレンドも下向きに転換しつつあるため、短期的な底入れが目先訪れても、中期的な調整相場が続き、本格的な上昇トレンドは少なくとも今後数ヶ月発生しないだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)