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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月20日 07時02分

本日の相場見通し/夏枯れ相場の中、日経平均は軟調なもみあい

19日の米国株式市場は4日続落、NYダウは前日比70.73ドル安の15010.74ドルと、7月3日以来、約1カ月半ぶりの安値で終えた。ダウが4日続落するのは今年初めてのこと。ナスダック総合株価指数は同13.69ポイント安の3589.09ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.73(5.08%)高の15.10だった。米10年債利回りが一時は2.89%と2011年7月29日以来約2年ぶりの高水準に上昇し、米景気回復の重荷になるとの懸念が強まった。

NY円相場は横ばいとなり、前週末終値と同じ1ドル=97円50~60銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落し、前週末比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=130円10~20銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は7日ぶりに反落した。WTI期近の9月物は前週末比0.36ドル安の1バレル107.10ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反落した。12月物は前週末比5.3ドル安の1トロイオンス1365.7ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は13580円大証清算値比190円安だった。

米株安を受け、本日の日経平均は反落する見通し。16日安値13532.61円を割り込むようだと、12日安値13430.64円付近までの下落は覚悟したい。一方、上値は5日移動平均線(19日現在13815.66円)強力に抵抗する見通しだ。夏枯れ相場の中、軟調なもみあい相場が予想される。

19日の東証1部の売買代金は1兆2566億円にとどまり、12日の1兆5971億円を下回り今年最低で、2012年12月25日以来の低水準だった。2兆円割れは6営業日連続だ。出来高も14億4356万株と今年最低を更新した。盆休み明けでも国内勢は市場に戻ってこず、多くの投資家は様子見姿勢を崩せずにいる。この傾向は当分続きそう。とりわけ、市場では、21日発表の7月のFOMC議事要旨を見極めたいとのムードが強い。まずはそこまでは、為替市場が動かず、日本株も膠着する公算が大きい。

ところで、FRBによる量的金融緩和(QE)の縮小観測が強まる中、米国債需給悪化懸念が強まり、米長期金利の上昇傾向が続き、米株式相場の下落に対する警戒が広がっている。同時に、米株安を背景にした、リスクオフによる円高・ドル安懸念が拭えない。また、一部で、次期FRB議長人事について、「ハト派」のイエレンFRB副議長を押さえ、QEの効果を疑問視する「タカ派」のサマーズ元米財務長官が就任する可能性が高いとの一部報道もあったという。こうなると今後、米国での債券安、株安、ドル安のトリプル安の発生が心配される。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)