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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月09日 08時11分

本日の相場見通し/多少落ち着きを取り戻しそうだが、後場の急変を要警戒

8日の米国株式市場では、NYダウは4日ぶりに反発し、前日比27.65ドル高の15498.32ドル、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、同15.11ポイント高の3669.12ポイントだった。米新規失業保険申請件数が前週比で増加したものの、市場予想は下回ったことや、中国の7月の貿易統計で、輸出額が前年同月比で2カ月ぶりに増加したことが、好感された。

NY円相場は5日ぶりに反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=96円65~75銭で取引を終えた。一時95円81銭と6月19日以来約1カ月半ぶりの円高水準を付けたが、その後、急ピッチの円高・ドル安の反動で、利益確定の反対売買が加速した。円は対ユーロでも5日ぶりに反落した。前日比95銭円安・ユーロ高の1ユーロ=129円35~45銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は5日続落した。WTI期近の9月物は前日比0.97ドル安の1バレル103.40ドルで終えた。NY金先物相場は大幅続伸。12月物は前日比24.6ドル高の1トロイオンス1309.9ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物13650円大証清算値比30円高だった。

米株反発と円高一服を受け、本日の東京株式市場は多少落ち着きを取り戻しそう。日経平均ミニ先物・オプション8月物のSQ算出後は、これを巡るプットの売り方のヘッジ売り圧力がなくなることも需給面でポジティブ材料。ただし、外国為替市場で円高・ドル安基調が続いているため、日経平均の上値は重そう。想定レンジは13300円~13800円程度。

8日の日経ジャスダック平均株価が3日続落し、7月1日以来、約1カ月ぶりに1800円を割り込むなど、個人投資家の手の内、マインドの悪化は顕著だ。また、2日申し込み時点の信用取引の評価損益率はマイナス8.67%と、前週のマイナス8.62%からマイナス幅が0.05ポイント拡大した。悪化は4週連続だ。信用個人の手の内も悪化しており、追証絡みの売りが出易い状況が続いている。

なお、本日に関しても、後場の相場急変、とりわけ14時以降には警戒しておきたい。レバレッジETFの先物売買に対する思惑的な、先回りを意図した先物売買が14時以降に加速するためだ。夏枯れで閑散相場の中、この先物売買の動向が裁定売買を誘発させ、日経平均の振幅を増幅させているからだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)