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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月07日 07時49分

本日の相場見通し/米株軟調、円高を受け、本日の日経平均は反落

6日の米国株式市場では、NYダウが続落し、前日比93.39ドル安の15518.74ドル、ナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落し、同27.18ポイント安の3665.77ポイントで終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.88(7.43%)高の12.72だった。アトランタ連銀のロックハート総裁やシカゴ連銀のエバンス総裁が一部メディアに対し、量的金融緩和の早期縮小の可能性に言及したことが嫌気された。アナリストの投資判断引き下げを受けIBMが下落し、ダウを35ドル近く押し下げた。

NY円相場は3日続伸し、前日比55銭円高・ドル安の1ドル=97円70~80銭で終えた。一時は1ドル=97円50銭まで買われ、6月26日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を付けた。円は対ユーロで3日続伸し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=130円00~10銭で終えた。

NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の9月物は前日比1.26ドル安の1バレル105.30ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比19.9ドル安の1トロイオンス1282.5ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は14200円大証清算値比200円安だった。

米株軟調、円高を受け、本日の日経平均は反落する見通し。日経平均は昨日の取引レンジ(14031.61円~14401.06円)内で、もみあうとみている。また、閑散・夏枯れ相場は続き、その中で、円相場を横目に睨みながら、ヘッジファンドの先物売買動向や、「レバレッジETF」の先物売買動向に、振り回されることになるだろう。

物色面では、中部電力(9502)が三菱商事(8058)子会社で電力小売事業者のダイヤモンドパワーを買収し、首都圏で電力を販売すると伝わり、電力設備投資関連が賑わう可能性がある。また、金融庁と中小企業庁が7日、経営者自らが融資の保証人になる「経営者保証制度」を見直す方向で検討を始めると報じられ、小口金融や信用保証業務関連株にも投資家の関心が向かいそうだ。

ところで、金融緩和策を支持するハト派として知られる、シカゴ連銀のエバンズ総裁が、量的緩和の縮小を9月から実施する可能性について「排除しない」と述べたことで、今後の金融市場は米量的金融緩和縮小を9月17~18日のFOMCで決めることを織り込むことになる見通し。だが、9月実施は現時点においても、大方の予想であり、市場が混乱することはなさそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)