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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月06日 07時27分

本日の相場見通し/夏枯れ相場は本日も継続

5日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反落し、前週末比46.23ドル安の15612.13ドルだった。一方、時価総額の大きいアップルの上昇が寄与し、ナスダック総合株価指数は5日続伸し、同3.36ポイント高の3692.95ポイントと、2000年9月28日以来、約12年10カ月ぶりの高値を回復した。恐怖指数(VIX指数)は同0.14(1.17%)安の11.84だった。ダラス連銀のフィッシャー総裁が5日の講演で「米失業率は7.4%まで低下しており、FRBは量的緩和縮小の実行モードに近づいている」と述べたことが嫌気され、利益確定売りに押されダウは下落した。一方、7月のISM非製造業部門総合指数(NMI)は56.0と、3年ぶり低水準だった前月の52.2から上昇し、市場予想の53.0を上回ったことは相場のサポート要因となった。

NY円相場は続伸し、前週末比65銭円高・ドル安の1ドル=98円25~35銭で取引を終えた。円は対ユーロで続伸し、前週末比1円5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=130円30~40銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は続落した。WTI期近の9月物は前週末比0.38ドル安の1バレル106.56ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前週末比8.1ドル安の1トロイオンス1302.4ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物9月限(円建て)は14250円大証清算値比20円高だった。

NYダウが軟調で、対ドルで1ドル=98円台の円高推移が嫌気され、本日の日経平均は上値の重い展開が予想される。想定レンジは14100円~14400円程度。だが、5日の東証1部の売買代金は今年最低を更新し、出来高も今年初めての20億株割れとなり、昨年12月12日以来の薄商いだった。円相場の下落が一服し、国内要因にも手掛かり材料がほぼ皆無なため、夏枯れ相場は本日も継続する見通しだ。

なお、当面の東京株式市場は「夏枯れ」は、お約束だろうが、「閑散に売りなし」となるかは微妙。裁定解消売りや、「レバレッジETF」の先物売買を見越した思惑的な売買で、閑散相場で買い物薄の中の急落リスクは低くはないからだ。

厚生労働省は労働者派遣の規制を大幅に見直すと伝わっている。業務ごとに設けている3年の期間上限を廃止し、期間の上限は働く個人ごとに設け、人が交代すれば、長期的に同じ業務に派遣労働者が就けるようにするという。8月末から改正案の詳細の検討を始め、2014年の通常国会に労働者派遣法の改正案を提出すると報じられている。これを受け、本日は人材関連株が人気化する公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)