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来週の相場見通し/12415.85円からの上昇は7月23日の14820.18円で終了、調整へ >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

07月26日 15時21分

来週の為替見通し/レンジは1ドル=97.59-101.54円を想定

今週の円相場は一進一退となった。週末の参院選では与党が圧勝。安倍政権による成長戦略への期待から、週明け早朝には日本株高を見越した円売りが先行した。一時100.74円まで値を下げた。ただ、材料出尽しとして日本株が失速すると円買い戻しが膨らみ、23日には99.14円まで持ち直した。

その後、本邦機関投資家などから断続的な円売りが観測された。24日には「サマーズ元米財務長官が次期米連邦準備理事会(FRB)議長の最有力候補に急浮上」とのワシントンポストの報道が話題に。ハト派とされるイエレンFRB副議長との比較から米長期金利が急上昇したため、100.455円まで円安・ドル高が進んだ。

25日は日経平均株価の下落に伴いリスク回避的な円買いが強まった。著名FEDウォッチャーが「FRBは金利に関するフォワードガイダンスの修正を協議する可能性」との見解を示し、金融緩和の長期化観測が高まると98.87円まで急伸した。

来週、米国では29日に6月住宅販売保留指数、30日に5月ケース・シラー住宅価格指数、7月消費者信頼感指数、31日にMBA住宅ローン申請指数、7月ADP雇用報告、4-6月期国内総生産(GDP)速報値、7月シカゴ購買部協会景気指数、連邦公開市場委員会(FOMC)、1日に7月企業の人員削減数、新規失業保険申請件数、6月建設支出、7月サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数、2日に6月個人消費支出(PCE)、7月雇用統計、6月製造業新規受注が予定されている。

 米国以外では、1日に7月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、7月HSBC中国製造業PMI改定値が明らかになるほか、英中銀金融政策委員会(MPC)、欧州中央銀行(ECB)定例理事会が政策金利を発表する。

来週の円相場は荒い値動きとなりそうだ。レンジは1ドル=97.59-101.54円を想定している。来週は重要イベントが目白押しだ。2日の7月米雇用統計を占ううえで、7月ADP全米雇用報告や米新規失業保険申請件数、7月米ISM製造業景気指数が注目される。4-6月期米GDP速報値の注目度も高く、予想からどの程度ぶれるか見定めたい。著名FEDウォッチャーの見解を受けて米金融緩和の長期化観測が高まっているが、FOMC声明で確認する形となる。

下サイドは22日の安値100.74円や19日の安値100.87円、8日の安値101.54円がサポートとなる。上サイドは一目均衡表雲の下限が位置する98.76円が目先のレジスタンスとなるが、終値ベースで上回れば11日の高値98.20円や一目均衡表雲上限の97.59円が視野に入る。

(グローバルインフォ株式会社)