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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

07月23日 08時02分

本日の相場見通し/日経平均も方向感の乏しい展開が予想される

22日の米国株式市場では、NYダウは前週末比1.81ドル高の15545.55ドル、ナスダック総合株価指数は反発し、同12.78ポイント高の3600.39ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.25(1.99%)安の12.29だった。4~6月期決算の内容が市場予想に届かなかったマクドナルドが下落し、1銘柄でダウ平均を約20ドル押し下げた。一方、量的緩和策の縮小開始決定の時期が9月ではなく12月ごろにずれ込むとの観測が改めて浮上し相場を支えた。

NY円相場は4日ぶりに反発し、前週末比1円円高・ドル安の1ドル=99円60~70銭で取引を終えた。円は対ユーロでも4日ぶりに反発し、前週末比90銭円高・ユーロ安の1ユーロ=131円30~40銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は4日ぶりに反落した。WTI期近の8月物は前週末比1.14ドル安の1バレル106.91ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅に3日続伸した。8月物は前日比43.1ドル高の1トロイオンス1336.0ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は14675円大証清算値比15円安だった。

米株・円相場に方向感が乏しいため、本日の日経平均も方向感の乏しい展開が予想される。想定レンジは7月SQ値14410.75円~22日高値14770.02円程度。参院選というビッグイベントを終え、また、その結果が市場予想の最低ラインだったこともあり、物色意欲の盛り上がりに欠ける状況が続きそう。無論、ねじれ解消を好感する買いも入るであろうため、下値は下値堅そう。

それにしても、物色の柱になりそうなテーマが見当たらない。昨日は、安倍晋三政権の成長戦略でカジノの解禁が進むとの思惑から、カジノ関連が賑わったが、このテーマも、これまで散々カジノ議連の動きが報じられ物色されたてきたので、新味に乏しい。持続性には疑問が残る。そもそも、カジノで儲かるのは胴元であり、カジノを運営する企業だ。カジノに用品を納入する企業など関連周辺企業への収益インパクトはそれほど大きなものではないだろう。同様のことは、3D関連にもいえ、3Dプリンターを扱う商社への収益インパクトはそれほど大きくはないと考える。このあたりが、テーマ株物色が全く盛り上がらない、または、物色の裾野が広がらない理由とみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)