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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

07月09日 07時22分

本日の相場見通し/ほぼ7割の確率で14300円±100円の範囲内で収まる

8日の米国株式市場は3日続伸し、NYダウは前週末比88.85ドル高の15224.69ドル、ナスダック総合株価指数は同5.45ポイント高の3484.83ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.11(0.74%)安の14.78だった。政局が混乱していたポルトガルで連立政権が維持される見込みとなり、財政再建が遅れるとの懸念が後退し、欧州株式相場がほぼ全面高となったことが、好感された。

NY円相場は反発し、前週末比20銭円高・ドル安の1ドル=100円95銭~101円05銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前週末比10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=129円90銭~130円00銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は5日ぶりに反落した。WTI期近の8月物は前週末比0.08ドル安の1バレル103.14ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前週末比22.2ドル高の1トロイオンス1234.9ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は14310円大証清算値比210円高だった。

堅調な米株動向を受け、本日東京株式市場は買いが先行する見通し。日経平均に関しては、ほぼ9割の確率で昨日の取引レンジ(14109.34円~14497.65円)内で収まる見通し。そして、ほぼ7割の確率で14300円±100円の範囲内で収まるとみている。昨日の日経平均終値は14109.34円で25日移動平均線(8日現在13332.62円)との乖離率は5.83%と、短期的な過熱感は否めない。上値は重いとみておく必要がある。悪材料が出た場合の、下振れを警戒したい。ただしそれは、健全な調整との認識だ。

なお、前日は、後場の日経平均がマイナス転換し、安値引けとなった。米量的緩和縮小による新興国景気の減速懸念を背景に、アジア各国の株式相場が軒並み下落したことが嫌気されたことに加え、これまでの日本株の急ピッチな上昇の反動も出た。例えば、8日の上海株式相場は3日ぶりに反落し、3日ぶりに心理的節目の2000ポイントを割った。本日も上海が続落するようなら、日本株にネガティブに作用する公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)