
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月08日 07時17分
本日の相場見通し/米株高と円安で、東京株式市場は買いが先行
5日の米国株式市場は大幅に続伸、NYダウは前日比147.29ドル、ナスダック総
合株価指数は同35.71ポイント高の3479.38ポイントだった。恐怖指数(VIX指
数)は同1.31(8.09%)安の14.89だった。6月の米雇用統計で非農業部門の雇用
者数は前月比19万5000人増と、増加幅は市場予想の16万人程度を上回った。4、
5月分も上方修正された。雇用統計を受けて、米10年物国債利回りが約1年11カ
月ぶりの水準に上昇したことが嫌気された場面があったが、売りは続かず、買い
が優勢になった。
NY円相場は反落し、前日比1円30銭円安・ドル高の1ドル=101円15~25銭で終
えた。円は一時101円23銭まで下落し、5月31日以来、約1カ月ぶりの安値を付け
た。円は対ユーロで続伸し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=129円80~
90銭で終えた。
NY原油先物相場は4日続伸した。WTI期近の8月物は前日比1.98ドル高の1
バレル103.22ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅に反落した。8月物は
前日比39.2ドル安の1トロイオンス1212.7ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は14420円大証終値比80円高だった。
米雇用統計という毎月1回のビッグイベントを無事に通過したことに加え、米株
高と円安で、本日の東京株式市場は買いが先行する見通し。また、参院選の情勢
調査で与党が非改選を含め過半数獲得の勢いとなるどころか、自民党の単独過半
数も視野に入っていることで、衆参ねじれ解消確度が高いことが確認できたこと
もポジティブ。たしかに、短期テクニカルが過熱しているため、利食い売りは当
然出るだろう。しかし、それを順調にこなして、東京株式市場はほぼ全面高が見
込まれる。円安・米景気回復がメリットになる主力の輸出関連はもちろん、「ア
ベノミクス」でメリットを享受する国策銘柄も賑わう公算が大きい。日経平均の
想定レンジは14200円~14600円程度。
なお、6月7日の12548.20円が1番底、6月11日の13584.31円がネックライン、
6月13日の12415.85円が2番底。想定底値12482.03円(=(12548.20円+12415.
85円)÷2)からネックラインの13584.31円までの上げ幅1102.28円を、ネックラ
インにリプレイスした14686.59円が、現時点で想定される2番天井だ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)