
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月05日 07時57分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは13900円~14250円程度
4日の米国は独立記念日の祝日で、全市場が休場だった。
ECBは4日、将来の政策指針表明し長期の低金利維持言明し、追加利下げの可能性も示唆した。また、カナダ中銀総裁を務めていたマーク・カーニー新総裁を迎えた初の金融政策委員会となった4日の会合後に発表した声明の中で、イングランド銀行(英中央銀行)は市場による利上げの織り込みは早計との見方を示し、将来の金融政策に関するガイダンスの提示に踏み切る構えを示唆した。
これを受け、4日のユーロ圏の国債利回りと短期金利は低下した。また、欧州株式相場は上昇。指標のストックス欧州600指数は約2カ月ぶりの大幅高となった。一方、ユーロは対ドルで売りが加速し、一時1ユーロ=1.2883ドル近辺と5月29日以来約5週間ぶりの安値を付けた。円相場はユーロ安・ドル高が波及し、円売り・ドル買いが優勢だった。そして、早朝の外為市場では一時1ドル=100円27銭近辺まで円安が進んでいる。
これは本日の日本株にポジティブ。日経平均は3日ぶりに反発する見通し。多くの投資家は、5日の米雇用統計発表を前に積極的にポジションをとることに慎重スタンスを崩さない可能性が高いため、商いが盛り上がらないだろう。しかし、「閑散に売りなし」の相場格言通りの堅調相場が予想される。日経平均の想定レンジは13900円~14250円程度。
なお、物色面では中国で3Dプリンターの利用が急拡大しているとの報道を受け、同関連銘柄群への関心が高まりそう。また、エジプトの混乱が長期化するとの見方から、中東産ドバイ原油のスポット価格も上昇しており、エネルギー・素材関連にも物色の矛先が向かいそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)