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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月28日 07時08分

本日の相場見通し/ボラの低下を受け、相場に底入れ・反発機運が盛り上がる

27日の米国株式市場では、NYダウは3日続伸、前日比114.35ドル高の15024.49ドル4と、19日以来、約1週間ぶりに節目の15000ドルを上回った。ナスダック総合株価指数も3日続伸し、同25.64ポイント高の3401.86ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.35(2.03%)安の16.86だった。FRBが早期に量的緩和を縮小するのではないかとの懸念が後退した。また、5月の米仮契約住宅販売指数が大幅上昇し、6年5カ月ぶりの水準まで持ち直したことに加え、5月の個人消費支出も前月比で増加したことも買い材料になった。

なお、NY連銀のダドリー総裁は講演で、金融引き締めの時期が近いとの市場の見方は正しくないとして「利上げはまだまだ先の話だ」などと述べた。また、パウエルFRB理事も講演で、資産買い入れ縮小ペースに関するFRBの見通しに市場は過剰に反応し、利上げ開始時期の予想がかなり前倒しされているとの見解を明らかにした。

NY円相場は反落し、前日比65銭円安・ドル高の1ドル=98円30~40銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日ぶりに反落し、前日比1円10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=128円20~30銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は4日続伸した。WTI期近の8月物は前日比1.55ドル高の1バレル97.05ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日続落した。8月物は前日比18.2ドル安の1トロイオンス1211.6ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物9月限(円建て)は13395円大証清算値比125円高だった。

米国株が3日続伸し、為替が円安傾向であることを背景に、本日の東京株式市場は買いが先行する見通し。また、27日のNY債券相場は続伸し、10年物国債利回りは前日比0.06%低下の2.47%で終えたことも好感されそう。日経平均の想定レンジは13200円~13500円程度。朝方の買い一巡後、伸び悩むようなら、25日移動平均線(27日現在13328.48円)を終値で上回れるかが意識されよう。

ただし、日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は27日終値は前日比1.62(4.39%)安の35.31と、5月22日以来、およそ1カ月ぶりの低さとなり、「5.23ショック」の前日以来の水準に戻った。ボラの低下を受け、相場に底入れ・反発機運が盛り上がる可能性が高そう。なぜなら、ボラの低下は、多くの投資家が相場の底堅さを徐々に認識し始めたことの表れと考えるからだ。

ところで、「5月下旬から続く株式相場の調整局面は終わったのだろうか。27日に今年5番目の上げ幅を記録した日経平均株価の値動きをみて、そう思った人は少なくないはずだ。ただ、国内外の専門家の話を聞く限り、答えはまだノー、との見方が多いようだ。」と一部で報じられている。しかし、私の相場観は「イエス」だ。26日から27日にかけての日経平均の値動きと、VIの低下は、典型的な底入れ・調整終了のサインと判断するからだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)