
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月25日 07時40分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは12700円~13300円程度
24日の米国株式市場ではNYダウは反落、前週末比139.84ドル安の14659.56ドル、ナスダック総合株価指数は4日続落、同36.49ポイント安の3320.76ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.21(6.40%)高の20.11だった。アジアや欧州の株式相場下落や、米長期金利の急騰が嫌気された。米10年物国債利回りは前週末と同じ2.53%で終えたが、一時、利回りが2.66%と2011年8月2日以来ほぼ1年11カ月ぶりの水準に上昇した。だが、売り一巡後は目先の相場の戻りを期待した買いが入った。
NY円相場は6日ぶりに反発し、前週末比20銭円高・ドル安の1ドル=97円65~75銭で取引を終えた。円は対ユーロで6日ぶりに反発し、前週末比55銭円高・ユーロ安の1ユーロ=128円15~25銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の8月物は前週末比1.49ドル高の1バレル95.18ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。8月物は前週末比14.9ドル安の1トロイオンス1277.1ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物9月限(円建て)は 13020円大証清算値比10円高だった。
24日のアジア株式相場は全面安となった。米量的金融緩和の早期縮小への警戒感の強まりと、「影の銀行(シャドーバンキング)」対策を背景とした、中国の金融収縮への懸念の高まりが主因だ。とりわけ、24日の上海総合指数の終値は前週末比109.860ポイント(5.29%)安の1963.235ポイントと連日で年初来安値を更新し、昨年12月3日以来約6カ月半ぶりの安値を付けた。中国では20日に翌日物レポ金利が一時30%まで上昇するなど、流動性の逼迫感が強まっている。しかし、中国人民銀行(中央銀行)は24日午前「金融システムの流動性は適切なレベル」などとする声明を発表したため、銀行破綻やデフォルト発生リスクが高まった。
世界の株式市場はチャイナリスクの高まりや、米国の量的金融緩和策の縮小をめぐる思惑を受けて不安定な値動きが続いている。世界的に金融資産に換金売り圧力が強まっており、この傾向は、本日も継続しよう。ボラティリティー高止まりを前提に、日経平均の想定レンジは12700円~13300円程度。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)