
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月18日 08時15分
本日の相場見通し/多くの投資家は様子見スタンスを崩せそうにない
17日の米国株式市場は反発、NYダウは前週末比109.67ドル高の15179.85ドル、ナスダック総合株価指数は同28.57ポイント高の3452.13ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.35(2.04%)安の16.80だった。6月のNY連銀景気指数がプラス7.84となり前月のマイナス圏から大きく改善し、市場予想であるゼロ近辺も上回った。また、NAHBが発表した6月の住宅市場指数が前月から大幅上昇し、建設会社の景況感の改善・悪化の境目である50を約7年ぶりに上回った。これらが好感された。一方、英フィナンシャル・タイムズ紙(電子版)が「バーナンキFRB議長は19日の記者会見で、量的緩和に伴う資産購入額の減額の時期が近いことを示唆する可能性が高い」と報じたことが上値抑制要因となった。
NY円相場は5日ぶりに反落し、前週末比40銭円安・ドル高の1ドル=94円45~55銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前週末比75銭円安・ユーロ高の1ユーロ=126円30~40銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日ぶりに反落した。WTI期近の7月物は前週末比0.08ドル安の1バレル97.77ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。8月物は前週末比4.5ドル安の1トロイオンス1383.1ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物9月限(円建て)は12955円大証清算値比105円安だった。
米株反発、円安や、G8首脳会議で、デフレ脱却に向けた日本の金融・財政政策が多くの国から支持を集めたとの見方が伝わったことは好材料だ。しかし、18~19日のFOMCを控えて、多くの投資家は様子見スタンスを崩せそうにない。このため、本日の東京株式市場は昨日に続き閑散相場が予想される。日経平均の想定レンジは12700円~13100円程度。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)