
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月17日 08時22分
本日の相場見通し/想定レンジは12200円~12800円程度
14日の米国株式市場は反落し、NYダウは前日比105.90ドル安の15070.18ドル、ナスダック総合株価指数は同21.81ポイント安の3423.56ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.74(4.51%)高の17.15だった。6月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)は、前月比1.8ポイント低い82.7だった。2カ月ぶりに悪化し、84程度との市場予想も下回った。また、5月の米鉱工業生産指数が前月から横ばいとなり、0.1%程度上昇するとの市場予想を下回った。これらが嫌気された。
NY円相場は4日続伸し、前日比1円25銭円高・ドル安の1ドル=94円05~15銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅続伸し、前日比1円90銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円55~65銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続伸した。WTI期近の7月物は前日比1.16ドル高の1バレル97.85ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前日比9.8ドル高の1トロイオンス1387.6ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は12515円大証清算値比255円安だった。
米株安と円高を受け、本日の日経平均は反落する見通し。想定レンジは12200円~12800円程度。6月のSQ値は12668.04円だが、これを下回る限り、需給悪を背景に下振れし易いだろう。その一方、SQ値を上回れば需給が改善し買戻しが優勢になるとみている。
今週は18~19日に開かれるFOMCと、FOMC後のバーナンキFRB議長の記者会見が世界の金融市場を大きく動かすことになる。バーナンキ議長が量的緩和縮小に言及した5月22日以降、世界の金融市場は不安定さを増している。今回議長は市場を落ち着かせようとするとみられているようだが、それで、米金融政策の先行き不透明感が後退すれば、株式市場で買い安心感が広がる見通しだ。その一方、それでも動揺が収まらなければ、さらに不安が強まる可能性も否定できない。このため、多くの投資家は様子見スタンスを崩せそうにない。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)