
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月13日 07時41分
本日の相場見通し/米株下落、円高を受け、日経平均は3日続落する見通し
12日の米国株式市場では、NYダウは3日続落し、前日比126.79ドル安の14995.23ドル、ナスダック総合株価指数は続落、同36.52ポイント安の3400.43ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.52(8.90%)高の18.59だった。NYダウの3日続落は今年初めてのこと。国内外の金融・資本市場全体で投資家が運用リスクの高い資産を回避する動きを強め、米国株にも売りが出た。
NY円相場は小幅に続伸し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=95円95銭~96円05銭で取引を終えた。一時95円13銭まで上昇し7日以来の円高・ドル安水準を付けた。円は対ユーロでは反落し、前日比25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=128円00~10銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の7月物は前日比0.50ドル高の1バレル95.88ドルで取引を終えた。一時は96.45ドルと期近物として5月21日以来、約3週間ぶりの高値を付けた。NY金先物相場は反発した。8月物は前日比15.0ドル高の1トロイオンス1392.0ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は13000円大証清算値比280円安だった。一時12800円まで下げた。
米株下落、円高を受け、本日の日経平均は3日続落する見通し。東京外国為替市場の動向次第だが、想定レンジは12800円~13200円程度。足元で、欧州中央銀行(ECB)と日銀が市場の一部予想に反して金融緩和などの追加策導入を見送ったこともあり、円やユーロなど主要通貨に対する米ドルの下落が目立ってきた。これが当面の日経平均の上値を抑制すると同時に、足を引っ張る公算が大きい。また、本日は明日のメジャーSQを控え、指数売買を行う投資家以外の多くの投資家は様子見を決め込みそう。同時に、短期筋は指数絡みの売買の影響を受け難い小型株に避難するだろう。
なお、信用評価損益率は7日申し込み時点でマイナス15.65%だった。3週連続でマイナスとなり、前週のマイナス7.44%より悪化し、マイナス幅は2012年10月12日時点以来の大きさとなった。個人信用の手の内が大幅に悪化している様子が窺える。このため、今後の戻り局面では、この買い建て玉の反対売買が相場の頭を抑制しよう。とりわけ、買い残が高水準に積み上がり、信用倍率の高い銘柄にその傾向が顕著に出る見通しだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)