
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月11日 07時43分
本日の相場見通し/本日の日経平均は金融政策決定会合の結果次第
10日の米国株式市場はもみ合い。NYダウは3日ぶりに反落し、前週末比9.53ドル安の15238.59ドル、一方、ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同4.55ポイント高の3473.77ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.30(1.98%)高の15.44だった。S&Pが、財政悪化リスクの後退を理由に、米長期国債の格付け見通しを「弱含み(ネガティブ)」から「安定的」に引き上げた。しかし、相場を押し上げる力は限定的だった。
NY円相場は大幅に続落し、前週末比1円20銭円安・ドル高の1ドル=98円70~80銭で取引を終えた。円は一時99円29銭まで下落した。円は対ユーロで大幅に続落。前週末比2円円安・ユーロ高の1ユーロ=130円85~95銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日ぶりに反落した。WTI期近の7月物は前週末比0.26ドル安の1バレル95.77ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前週末比3.0ドル高の1トロイオンス1386.0ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物6月限(円建て)は13560円大証清算値比60円安だった。
昨日の日経平均は約4年8カ月ぶりの上げ幅を記録したが、東京一部の売買代金は2兆5760億円と約1カ月ぶりに3兆円を割り込んだ。7日までの相場急落以降の取引で痛手を被った個人投資家が多く、取引金額を小さくしている投資家が増えた結果とみられる。
なお、本日に関しては、日銀が本日まで開く金融政策決定会合の結果を見極めたいとのムードが強いため、結果が判明するまでは模様眺め気分が強まる見通し。このため、判明後急激に商いが急増しない限り、本日もボリュームが低下した状況が続くだろう。
本日の日経平均は金融政策決定会合の結果次第だ。日銀がゼロ回答だった場合は円は急騰し、株は急落するだろうがその可能性は低そう。資金供給オペの期間を2年に拡大なら「中立」、3年まで拡大するとなった「ポジティブ」、「3年まで拡大+ETF購入枠拡大」なら「超ポジティブ」といった感じだ。ゼロ回答はないとの前提で、日経平均の想定レンジは13400円~13800円程度。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)