
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月07日 08時17分
本日の相場見通し/円相場を横目で睨みながら、ボラタイルな動き
6日の米国株式市場は3日ぶりに反発、NYダウは前日比80.03ドル高の15040.62ドル、ナスダック総合株価指数は同22.57ポイント高の3424.05ポイントだった。ダウは一時116ドル安まで下げたが、その後は急速に買い戻され、結局そのまま高値引けとなった。7日の米雇用統計発表を控え、相場は終日、不安定な値動きだった。
NY円相場は大幅続伸。前日比2円10銭円高・ドル安の1ドル=96円90銭~97円00銭で取引を終えた。一時は1ドル=95円90銭まで上昇し、4月16日以来、約1カ月半ぶりの円高水準を付けた。円は対ユーロでも続伸し、前日比1円15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=128円50~60銭で取引を終えた。一時127円53銭まで上昇し、5月2日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の7月物は前日比1.02ドル高の1バレル94.76ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。8月物は前日比17.3ドル高の1トロイオンス1415.8ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物12700円大証清算値比120円安だった。
7日の5月の米雇用統計の発表を控え、円の安値ではドルを売っておきたいと投資家が多く、円相場は一本調子で下落した。市場では、5月米雇用統計については、非農業部門の雇用者数が17万人増、失業率は前月から変わらずの7.5%になることが見込まれている、しかし、これが下振れるようだと、一段の円高・ドル安加速が懸念されている。
また、ドラギECB総裁は6日の理事会後の会見で、民間銀行がECBに預け入れる資金に「マイナス金利」を課すことについて「技術面の準備は整っている」と述べたが、実施については具体的に言及せず、一段の金融緩和には慎重との見方が浮上した。
このような投資環境下、本日の日経平均は円相場を横目で睨みながら、ボラタイルな動きを継続しよう。想定レンジはハイボラを前提にワイド化し、12200円~13000円程度。円相場に関しては、NY市場の高値である95円90銭近辺が意識されており、この付近まで円高が進むようなら26週移動平均線(6日現在12220.93円)付近まで下落する公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)