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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月06日 08時33分

本日の相場見通し/円相場に対して神経質なボラタイルな動きが予想される

5日の米国株式市場は続落、NYダウは前日比216.95ドル安の14960.59ドル、ナスダック総合指数は同43.78ポイント安の3401.48ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.23(7.56%)高の17.50だった。FRBが資産買い入れを早期に縮小する可能性があるとの懸念が根強かった。また、5月のADP民間雇用者数13.5万人増と、市場予想の16.5万人下回ったことに加え、5月のISM非製造業総合指数のうち、雇用を示す指数は約1年ぶりの水準に落ち込んだ。このため、週末7日に発表される米雇用統計への警戒感が強まり、ダウは1カ月ぶりに1万5000ドルの大台を割り込んで取引を終了した。

NY円相場は反発し、前日比1円円高・ドル安の1ドル=99円00~10銭で取引を終えた。円の高値は98円97銭だった。円は対ユーロで反発し、前日比1円30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=129円65~75銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反発した。WTI期近の7月物は前日比0.43ドル高の1バレル93.74ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前日比1.3ドル高の1トロイオンス1398.5ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は12910円大証清算値比30円安だった。

昨日昼、安倍総理が成長戦略の第3弾を発表し、1人あたりの国民総所得を10年後には150万円以上増やすという目標を打ち出した。しかし、事前報道の範囲内だっただけでなく、達成への具体策が弱く、法人税の引き下げや雇用の流動化、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用方針見直しについて言及がなく、失望売りが出た。

本日の日経平均は引き続き、円相場に対して神経質なボラタイルな動きが予想される。5月の米雇用統計の公表を7日に控えてリスク回避の雰囲気が強い状態が維持されよう。そして、6月メジャーSQを前に、デルタをロングに傾けた投資家のヘッジ売りや、足元の相場急落を受けた追証絡みの売りが断続的に出続ける可能性が高い。その一方、突っ込めば、ショートカバーで急速に下げ幅を縮める場面も十分ありだ。

ハイボラ継続でワイド化している日経平均の想定レンジは12700円~13200円程度。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)