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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月31日 07時59分

本日の相場見通し/5月の月足が陽線になるか否かに注目が集まる

30日の米国株式相場は反発し、NYダウは前日比21.73ドル高の15324.53ドル、ナスダック総合株価指数は同23.78ポイント高の3491.30ポイントだった。週間の新規失業保険申請件数が前週比で増加し、1~3月期の実質GDP改定値は速報値から下方修正された。低調なマクロ指標発表を受けて、FRBによる量的金融緩和策が長期化するとの見方が強まり、買いが優勢になった。

NY円相場は続伸し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=100円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比50銭円安・ユーロ高の1ユーロ=131円40~50銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反発した。WTI期近の7月物は前日比0.48ドル高の1バレル93.61ドルで取引を終えた。NY金先物相場は上昇した。8月物は前日比20.2ドル高の1トロイオンス1412.0ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は13810円大証清算値比200円高だった。

昨日は通常取引終了後に、「GPIFが、運用資産の基本ポートフォリオのリスク・リターンのプロファイル見直しを検討し、運用手法を弾力化する方向にあることがわかった。検討の内容は早ければ6月に取りまとめられる見通し。」とのロイター報道で、シカゴ・マーカンタイル取引所で日経平均先物の地合いが急変した。見直しが実現すれば、株式が値上がりしても資産全体に占める比率を下げるために無理に売却する必要性は薄れるからだ。

また、30日の米株が反発したこともあり、本日の日経平均は反発しよう。想定レンジは13700円~14000円程度。ところで、市場では、5月の月足が陽線になるか否かが注目されている。ザラ場を考慮するなら1日始値の13837.72円、終値ベースなら1日終値の13799.35円を本日終値が上回れば10本連続の月足陽線になる。過去には71年~72年に月足14本連続陽線というのがあった。

なお、今月が陽線になろうが、なるまいが、5月23日の急落を機に発生した余震は、おそらく、6月14日のSQまで継続する公算が大きい。需給の混乱を背景に、ボラタイルな相場が継続することは覚悟しておきたい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)