
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月29日 07時27分
本日の相場見通し/基本的には25日移動平均線の攻防を終日続けそう
3連休明け28日の米国株式市場では、NYダウは前週末比106.29ドル高の15409.39ドルと、1週間ぶりに過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発、同29.75ポイント高の3488.89ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.49(3.50%)高の14.48だった。3月の米S&Pケース・シラー住宅価格指数で全米20都市の指数が前年同月比10.9%と、約7年ぶりの大きな伸び率となったことや、5月の米消費者信頼感指数は2008年2月以来、5年3カ月ぶりの水準に上昇した。これらが好感された。
NY円相場は3日ぶりに反落し、前週末比1円10銭円安・ドル高の1ドル=102円30~40銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前週末60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=131円55~65銭で終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の7月物は前週比0.86ドル高の1バレル95.01ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。6月物は前週末24日に比べ7.7ドル安の1トロイオンス1378.9ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物6月限(円建て)は14410円大証清算値比50円高だった。
堅調な米株と円安基調を受け、本日の日経平均は続伸スタートが予想される。想定レンジは14200円~14500円程度。基本的には25日移動平均線(28日現在、14376.78円)の攻防を終日続けそう。ただ、日中値幅は徐々に縮小傾向を辿る見通し。ちなみに、日中値幅は、23日は1458.62円、24日は1025.98円、27日は353.86円、28日は456.16円。これが安定的に縮小してくるようだとボラティリティーが低下し、日経平均の値固めが期待できるだろう。また、同時に、相場は底堅さを発揮し、リバウンドムードが強まりそうだ。
しかしながら株式市場の需給は悪化し、日本株への投資マインドも23日以降悪化しているため、円相場が円高に振れるなど、悪材料が出れば、値幅を伴った下落が発生しやすい地合いは継続しよう。つまり、目先は円相場を睨みながら、神経質な動きを覚悟したい。このような投資環境下、円相場や、裁定絡みのインデックスや先物売買の影響を受け難い、内需系銘柄と小型株、とりわけ新興市場銘柄などに個人などの短期マネーが流入しよう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)