
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月17日 15時34分
相場概況(主力株)/17日の日経平均は前日比100.88円高の15138.12円
17日の日経平均は前日比100.88円高の15138.12円、高値は15157.32円、安値は14902.30円。東証一部の出来高は44億519万株、売買代金は3兆4018億円、時価総額は434兆7241億円、値上がり銘柄数は1286銘柄、値下がり銘柄数は380銘柄、変わらずは47銘柄。日経平均は反発。
16日のNYダウは3日ぶりに反落し、前日比42.47ドル安の15233.22ドル。恐怖指数(VIX指数)は同0.26(2.03%)高の13.07だった。住宅着工件数は年率換算で85万3000戸と、前月比16.5%減少し、週間の新規失業保険申請件数は大幅に増加し、5月のフィラデルフィア連銀景気指数はマイナスに転じた。これら低調な経済指標が嫌気された。また、サンフランシスコ連邦準備銀行のウィリアムズ総裁が午後の講演で、米国債を中心とした資産購入策について、早ければ夏ごろにも見直す可能性を示唆したことも悪材料だった。
NY円相場は前日に比べ横ばいとなり、1ドル=102円20~30銭で終えた。円は対ユーロで続伸し、前日比10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=131円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の6月物は前日比0.86ドル高の1バレル95.16ドルで取引を終えた。NY金先物相場は6日続落した。6月物は前日比9.3ドル安の1トロイオンス1386.9ドルで取引を終えた。
米株が軟調で、円相場に方向感が乏しいため、前場の日経平均は底堅かったが、小幅続落した。昨日は、日銀がETFを188億円購入した。ETFの購入は4月26日以来で、今月初めて。これが相場のサポート要因となった。また、東証REIT指数の前引けは1471.95ポイント前日比74.93ポイント(5.36%)高と、上昇率が5%を超えた。これも好感されていた。
後場の日経平均はプラス転換し、年初来高値を更新した。2007年12月以来、5年5カ月ぶりの高値水準となった。東証マザーズ指数の前日からの上昇率が一時5%を超えるなど、前日まで急落していた新興株の一角の株価が持ち直したことで、個人の投資マインドが改善した。また、市場では、東電(9501)の時価総額が2011年3月以来、2年2カ月ぶりに1兆円台を回復したことが話題になっていた。TOPIXの終値は前日比8.01ポイント(0.64%)高の1253.24ポイントと年初来高値で、2008年8月以来4年9カ月ぶりの高値水準を回復した。
東証33業種では、その他金融、不動産、水産・農林、建設、海運、ガラス・土石、証券、商品先物、サービス、保険、パルプ・紙、倉庫・運輸などが値上がりした。一方、食料品、銀行、電気・ガス、鉱業、その他製品の5業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはランド(8918)、2位はコープケミカル(4003)、3位は丸山製作所(6316)。一方、値下がり率トップはオーハシテクニカ(7628)、2位はIPATHVIX中期JDR(2029)、3位はETFS白金上場投信(1674)。