
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月15日 08時00分
本日の相場見通し/2008年1月以来5年4カ月ぶりに15000円大台を回復へ
14日の米国株式市場では、NYダウは大幅反発、前日比123.57ドル高の15215.25ドルと、2営業日ぶりに過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同23.82ポイント高の3462.61ポイントと、2000年10月23日以来約12年7カ月ぶりの高値で取引を終了した。4月の米中小企業の楽観度指数が市場予想以上に前月比で上昇したことや米有力ヘッジファンドのアパルーサ・マネジメントの創業者デイビッド・テッパー氏が米CNBCテレビに出演し、「米景気は回復している」などと指摘したことが好感された。
NY円相場は4日続落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=102円35~45銭で取引を終えた。一時は1ドル=102円44銭まで売られ、2008年10月14日以来約4年7カ月ぶりの安値を付けた。円は対ユーロで反落し、前日比10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=132円20~30銭で取引を終えた。一時は10年1月14日以来、約3年4カ月ぶりの安値となる、1ユーロ=132円78銭まで下落した。
NY原油先物相場は4日続落した。WTI期近の6月物は前日比0.96ドル安の1バレル94.21ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日続落した。6月物は前日比9.8ドル安の1トロイオンス1424.5ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は15065円大証清算値比265円高だった。
米株高、円安を受け、本日の日経平均は大幅に反発し、シカゴ先物にサヤ寄せし、2008年1月以来5年4カ月ぶりに15000円大台を回復する見通し。想定レンジは14800円~15100円程度。バンクオブアメリカ・メリルリンチが14日発表した5月の機関投資家調査で、日本株を「オーバーウエート」にしたとする投資家から、「アンダーウエート」にしたとする投資家の比率を引いた値がプラス31%と、2006年5月以来の高水準になったこともポジティブに評価されそう。
ただし、テクニカル的には短期的な過熱感は強いため、上値では高水準の利食い売りが出る公算。その一方、売り方の買戻しニーズも相当強く、そう簡単には利食い売りで相場が崩れるとは考え難い。結果、本日の日経平均は高値圏で終日堅調に推移することが見込まれる。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)