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来週の相場見通し/余程円高にならない限り、日経平均の下値は非常に堅そう >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月10日 15時21分

来週の為替見通し/レンジは1ドル=99.00-103.00円を想定

今週の円相場は下落した。新規材料難からしばらくは1ドル=99.00円を挟んだもみ合いの展開が続いていたが、9日発表の新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことをきっかけに円売り・ドル買いが優勢となった。市場では「コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドの買いが観測された」「中東勢の買いが入った」との指摘もあった。

心理的節目である100.00円突破を狙った仕掛け的な円売り・ドル買いが入ると、断続的にストップロスを巻き込んで一時101.20円と2009年4月6日以来約4年1カ月ぶりの安値を付けた。

来週、米国では13日に4月小売売上高、3月企業在庫、14日に4月輸入物価指数、15日に4月卸売物価指数(PPI)、5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数、3月対米証券投資、4月鉱工業生産、5月NAHB住宅市場指数、16日に4月消費者物価指数(CPI)、4月住宅着工件数/建設許可件数、新規失業保険申請件数、5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、17日に5月ミシガン大学消費者態度指数速報値、4月景気先行指標総合指数などが発表される。

一方、日本では13日に4月マネーストックM2、14日に4月国内企業物価指数、15日に3月第三次産業活動指数、4月消費動向調査、16日に1-3月期実質国内総生産(GDP)速報値、3月鉱工業生産確報値、17日に3月機械受注などが公表される。

来週の円相場は軟調な展開となりそうだ。レンジは1ドル=99.00-103.00円を想定している。このところの米雇用関連指標が予想より良好な内容となっていることで、市場では「米金融緩和策が想定より早い時期に見直される」との見方が浮上。日米金融政策の方向性の違いに基づいた資金移動が起こりやすい情勢だ。相場は短期的にはモメンタム(勢い)に左右される。100円の大台を付けたことでいったんは利益確定の円買い・ドル売りも入りやすいが、しばらく下落の余地があると想定しておいた方が無難だろう。

(グローバルインフォ株式会社)