
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月02日 08時11分
本日の相場見通し/多くの投資家は模様眺め気分を一段と強めそう
1日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに大幅に反落し、前日比138.85ドル安の14700.95ドル、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、同29.66ポイント安の3299.13ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.97(7.17%)高だった。4月のADP全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門除く)の増加幅が前月比11万9000人増と、市場予想の15万5000人程度の増加に届かなかったため、3日発表の政府の雇用統計でも非農業部門の雇用者数が予想を下回るとの観測が浮上し、株式が売られた。一方、FOMCで現行の金融政策の維持を決めたことへの反応は限定的だった。
NY円相場は5日続伸し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=97円35~45銭で取引を終えた。円は対ユーロで前日比横ばいとなり、1ユーロ=128円25~35銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は大幅に続落した。WTI期近の6月物は前日比2.43ドル安の1バレル91.03ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに大幅に反落。6月物は前日比25.9ドル安の1トロイオンス1446.2ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は13770円大証清算値比30円安だった。
米株安、対ドルでの円高を受け、本日の日経平均は4日続落する見通し。想定レンジは13600円~13900円程度。ゴールデンウィークの谷間の最終日で、3日に米雇用統計発表を控えているため、多くの投資家は模様眺め気分を一段と強めそう。昨日の東証一部の売買代金は2日連続で3兆円を下回り、4月4日の日銀の「異次元緩和」導入後、最も少なかった。この傾向は本日も続くだろう。
また、昨日の東証マザーズ指数は下げに転じた。ここ最近、派手に値を飛ばしていたバイオ関連や、ソーシャルゲーム関連の急落が目立った。個人中心に連休前の利益確定売りが出た結果とみられる。昨日の高値からの急落で、チャートが崩れ、需給が悪化したこともあり、この個人の手仕舞い売りニーズも、昨日同様強い状況が続く公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)