
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月18日 07時47分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは13150円~13400円程度
17日の米国株式市場は反落、NYダウは前日比138.19ドル安の14618.59ドル、ナスダック総合株価指数は同59.96ポイント安の3204.67ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同2.55(18.27%)高の16.51だった。インテルやバンカメが発表した四半期決算が嫌気された。原油先物相場が大幅に下落したことも悪材料だった。また、アップルに部品を供給する米半導体メーカーのシーラス・ロジックの売上高見通しが市場予想を下回ったことで、アップル株は売られ、一時2011年12月以来初めて400ドルを割り込んだ。
NY円相場は続落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=98円10~20銭で取引を終えた。日銀が26日にまとめる展望リポートについて「今後2年で2%の上昇率を目指す物価目標の達成に向けた具体的な道筋を示す」との報道を受け、円が売られた。一方、円は対ユーロで反発し、前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=127円85~95銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は大幅に反落した。WTI期近の5月物は前日比2.04ドル安の1バレル86.68ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。6月物は前日比4.7ドル安の1トロイオンス1382.7ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は13270円大証清算値比130円安だった。
米株が軟調のため、日本株は、上値での売り圧力は強そうだが、対ドルで円高が進んでいないため、下値では買いが入る公算。日経平均の想定レンジは13150円~13400円程度。テクニカル的には、5日移動平均線(17日現在、13382.85円)はレジスタンスとして機能しそうだ。
ところで、ルー米財務長官は17日、日銀が着手した異次元緩和について、国内景気の刺激を目指したものとし、支持を表明したと伝わっている。一方、18日に開幕するG20財務相・中央銀行総裁会議がとりまとめる共同声明の原案では、通貨安競争を控えることや、為替を政策の目標にしないことが盛り込まれ、日本を名指しはしていないものの、日本を牽制する内容だという。このため、目先の円相場が膠着しそうで、それに連動する格好で、日経平均は膠着しよう。
また、米ボストンの爆弾テロで、CNNテレビなど複数のメディアは17日、防犯カメラに容疑者とおぼしい人物が写っているのを捜査当局が把握したと報じた。また、米CNNテレビは17日午前、オバマ大統領宛ての郵便物から不審物質を含む封書が見つかったと伝えた。このテロ問題や、米治安悪化懸念は世界の金融市場の重しとなり続ける可能性が高い。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)