
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月10日 07時29分
本日の相場見通し/日経平均は堅調ながらも、上値は重そう
9日の米国株式市場は続伸し、NYダウは過去最高値を1週間ぶりに更新、前日比59.98ドル高の14673.46ドル、ナスダック総合株価指数は同15.61ポイント高の3237.86ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.35(2.65%)安の12.84だった。ハイテク株とエネルギー関連株が相場を牽引した。今後発表が相次ぐ米企業の四半期決算が予想を上回るとの観測が強まったことも、ポジティブに作用した。
NY円相場は4日ぶりに反発し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=98円95銭~99円05銭で終えた。東京市場で99円67銭と約3年11カ月ぶりの安値を付けたため、NY市場では利益確定の円買い・ドル売りが優勢だった。円は対ユーロで4日続落し、前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=129円50~60銭で終えた。一時は130円09銭まで下落し、2010年1月20日以来約3年3カ月ぶりの円安・ユーロ高水準を付けた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の5月物は前日比0.84ドル高の1バレル94.20ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。6月物は前日比14.2ドル高の1トロイオンス1586.7ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物6月限(円建て)は13300円大証清算値比110円高だった。
米株堅調も、対ドルでの円安が一服しているため、本日の日経平均は堅調ながらも、上値は重そう。想定レンジは13200円~13400円程度。昨日は、これまで日銀の異次元緩和が買い材料となり堅調だった、不動産株やその他金融、銀行株などに、過熱感から利益確定の売りが出た。この動きが本日も続くようなら、日経平均は買い一巡後、マイナス転換し、続落する可能性も低くはない。
日経平均の13000円オーバーでは、個人から長期の塩漬け株のヤレヤレ売りも出てくることが予想されるため、そう簡単には急騰はできないだろう。しかしその一方、評価損を抱えた売り方の買戻しニーズもあり、タレる場面では、すかさず彼らの買いが入り、下値は非常に堅そうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)