< 来週の為替見通し/レンジは1ドル=95.00-99.00円を想定

外資系6社、売り1060万株、買い2980万株、差引き1920万株の買い越し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

04月08日 08時02分

本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは12900円~13300円程度

5日の米国株式市場は反落し、NYダウは前日比40.86ドル安の14565.25ドル、 ナスダック総合株価指数は同21.12ポイント安の3203.86ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.03(0.22%)高の13.92だった。3月の米雇用統計では、失業率は7.6%と前月から0.1ポイント低下したが、非農業部門の雇用者数は19万~20万人程度との市場予想を大きく下回り、前月比8万8000人増にとどまった。10万人台を割り込むのは2012年6月以来、9カ月ぶり。これが嫌気された。

NY円相場は続落し、前日比1円20銭円安・ドル高の1ドル=97円50~60銭で取引を終えた。一時1ドル=97円84銭まで下落し、09年6月16日以来、約3年10カ月ぶりの円安水準を付けた。円は対ユーロでも続落し、前日比2円15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=126円70~80銭で取引を終えた。一時127円29銭まで下げ、2月7日以来の円安・ユーロ高水準を付けた。

NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の5月物は前日比0.56ドル安の1バレル92.70ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反発した。6月物は前日比23.5ドル高の1トロイオンス1575.9ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は13090円大証清算値比280円高だった。

米株は軟調ながらも、円安のため、週明け8日の東京株式市場は買いが先行する見通し。日経平均の想定レンジは12900円~13300円程度。日銀が毎月の国債発行額の7割にあたる量を買い取ることで、民間銀行など国内金融法人が国債市場から事実上締め出される。この結果、運用難に陥った国内金融法人など、機関投資家のマネーは、運用先を求めて、相対的に金利の高い米国債など海外や、国内では不動産や株式に向かう公算が大きい。これが円安・資産インフレを発生させる見通しだ。

なお、日経平均株価は、5日に4年7カ月ぶりの高値を付け、年初からの上昇率は23%に達し、過熱感も強い。このため、ここから上は、長期間塩漬けにされていた個人のヤレヤレ売りをこなしながらの上昇が予想されるため、上昇ピッチ自体は鈍化することになるだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)