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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

04月05日 07時47分

本日の相場見通し/、寄りから、大幅高のスタート、その後も堅調想定

4日の米国株式市場は反発し、NYダウは前日比55.76ドル高の14606.11ドル、ナスダック総合株価指数は同6.38ポイント高の3224.98ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.32(2.25%)高の13.89だった。日銀が大胆な金融緩和を打ち出したことで地合いが改善した。一方、この日発表された新規失業保険申請件数は、予想外に昨年11月以来4カ月ぶりの高水準に増加し、5日の米雇用統計発表を控え、雇用市場への懸念が高まった。

NY円相場は急反落し、前日比3円30銭円安・ドル高の1ドル=96円30~40銭で取引を終えた。一時96円42銭まで下落し、3月14日以来3週間ぶりの円安・ドル高水準を付けた。円は対ユーロでも急反落し、前日比5円05銭円安・ユーロ高の1ユーロ=124円55~65銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は続落した。WTI期近の5月物は前日比1.19ドル安の1バレル93.26ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。6月物は前日比1.1ドル安の1トロイオンス1552.4ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物6月限(円建て)は13015円大証清算値比295円高だった。

黒田日銀の「バズーカ砲」に内外の金融市場はポジティブ・サプライズの反応を示した。黒田総裁は就任してから最初の金融政策決定会合で「量的・質的金融緩和」に踏み切った。量の面では、1年で60兆~70兆円のペースでマネタリーベースを増やす一方で、質の面では、国債、ETFなどリスク資産の買い入れを大幅に増やす。事前に予想されていた金融緩和メニューがほぼ完全に盛り込まれ、各資産の購入額も市場予想の上限を遥かに超えた。決定会合後の記者会見で黒田総裁は、「戦力を逐次投入せず、現時点で必要な政策をすべて投入した」と説明した。

本日の日経平均は、寄付きから、売り方の買戻しと、昨日の日銀の決定を好感した海外勢の新規買いで大幅高のスタートとなり、その後、利食い売りでタレる場面があっても、そのタレた場面を待った買いが入り、終日堅調な相場が予想される。想定レンジは12800円~13100円程度。基本的には全面高だが、円安で主力の輸出関連が日経平均を押し上げる見通しだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)