
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月03日 15時22分
相場概況(主力株)/3日の日経平均は前日比358.77円高の12362.20円
3日の日経平均は前日比358.77円高の12362.20円、高値は大引け値、安値は12102.05円。東証一部の出来高は31億6623万株、売買代金は2兆3393億円、時価総額は351兆8556億円、値上り銘柄数は1470銘柄、値下がり銘柄数は195銘柄、変わらずは48銘柄。日経平均は3日ぶりに大幅反発。
2日のNYダウは反発、前日比89.16ドル高の14662.01ドルと、過去最高値を2営業日ぶりに更新した。恐怖指数(VIX指数)は同0.80(5.89%)安の12.78だった。2月の米製造業受注額が前月比3%増加したことや、欧州市場でドイツなど主要国の株価指数が軒並み上昇したことが好感された。
NY円相場は反落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=93円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで小幅に続伸し、前日比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=119円75~85銭で取引を終えた。欧州連合(EU)統計局が発表した2月のユーロ圏の失業率が12.0%と、統計上比較可能な1995年以降で最悪の水準に高止まりしたことがユーロ売り材料になった。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の5月物は前日比0.12ドル高の1バレル97.19ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。6月物は前日比25.0ドル安の1トロイオンス1575.9ドルで取引を終えた。
米株高と対ドルでの円高一服を好感し、前場の日経平均は3日ぶりに大幅反発。だが、4日まで開かれる日銀の金融政策決定会合における追加金融緩和の具体策を見極めたいとのムードは強く、上値を積極的に追うこともなった。また、1日、2日の大幅安で、戻りは売りたい投資家も多く、5日移動平均線(3日前場現在、12215.95円)付近での売り圧力は相当強かった。前日大引け後に衣料専門店「ユニクロ」の3月の国内既存店売上高が前年同月比23%増加したと発表したことが好感され、ファーストリテイリング(9983)が前日比3350円(10.70%)高の34650円と、日経平均を1銘柄で134.13円押し上げた。
後場の日経平均は上げ幅を拡大。上げ幅は、今年2番目の大きさだった。休暇明けに伴う海外投資家の資金流入が加速したという。個別では前場に引き続き、ファーストリテイリング(9983)が前日比4350円(13.90%)高の35650円と、日経平均を1銘柄で174.17円押し上げた。また、最新鋭石炭火力に切り替えるならば、年間で1750億円の節減が可能になるとの経産省試算が伝わり、東電(9501)が後場に急伸。一時前日比64円(25.40%)高の316円まで買われた。終値は同61円(24.21%)高の313円。300円台回復は2011年11月中旬以来、約1年5カ月ぶりのこと。
東証33業種では、陸運、輸送用機器、ゴム製品、電気・ガス、医薬品、食料品、小売、非鉄金属、建設、サービス、情報・通信、倉庫・運輸、その他製品などが値上りした。一方、鉄鋼、パルプ・紙の2業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上り率トップは東京電力(9501)、2位はタカキユー(8166)、3位は東京デリカ(9990)。一方、値下がり率トップはETFS天然ガス上場(1689)、2位はフージャースHD(3284)、3位はクラウディア(3607)。