
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月27日 15時17分
相場概況(主力株)/27日の日経平均は前日比144.84円安の11253.97円
27日の日経平均は前日比144.84円安の11253.97円、高値は11419.62円、安値は11253.97円。東証一部の出来高は31億1953万株、売買代金は1兆8487億円、時価総額は329兆9179億円、値上がり銘柄数は501銘柄、値下がり銘柄数は1092銘柄、変わらずは105銘柄。日経平均は大幅続落。
26日のNYダウは反発し、前日比115.96ドル高の13900.13ドルだった。バーナンキFRB議長は、米議会上院で証言し、現行の金融政策の効果を強調した。また、1月の新築一戸建て住宅販売は前月比で大幅に増加し、08年7月以来の高水準に達した上、昨年12月のS&Pケース・シラー住宅価格指数も良好な内容となった。これらが好感された。
NY円相場は反落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=91円95銭~92円05銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=120円10~20銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の4月物は前日比0.48ドル安の1バレル92.63ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅続伸した。4月物は前日比28.9ドル高の1トロイオンス1615.5ドルで取引を終えた。
米株は反発したが、円相場が円高基調のため、前場の日経平均は軟調展開。東京外国為替市場で一段の円高になったため、売りが優勢だった。物色面では、TPP関連と目される食品・水産などの材料株である、林兼産業(2286)、プリマハム(2281)、東都水産(8038)などが人気化。また、緊急経済対策を盛り込んだ2012年度補正予算が26日、参院本会議で可決、成立したことを好感し、不動テトラ(1813)、宮地エンジニアリングG(3431)、安藤建設(1816)、間組(1719)、三井住友建設(1821)、世紀東急(1898)、ピーエス三菱(1871)などの国土強靭化関連の一角が値を飛ばした。
後場の日経平均は下げ幅を拡大。イタリア総選挙の結果では、どの政党も安定的な政権を確立できない見通しとなったことや、米上下院の協議で歳出の強制削減の先送りで合意できなければ、3月1日に歳出強制削減が発動することなどを背景に、円相場が強含んだことが嫌気された。東証一部の売買代金は1兆8487億円と、21日以来、4日ぶりに2兆円を下回った。
東証33業種では、パルプ・紙、空運、建設、倉庫・運輸、非鉄金属の5業種が値上がりした。一方、保険、鉱業、銀行、輸送用機器、その他金融、証券、商品先物、情報・通信、電気機器、小売、その他製品、精密機械、鉄鋼などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはプリマハム(2281)、2位はひらまつ(2764)、3位は日本取引所グループ(8697)。一方、値下がり率トップはランド(8918)、2位はアイ・ケイ・ケイ(2198)、3位は丸山製作所(6316)。