< 相場概況(主力株)/22日の日経平均は前日比76.81円高の11385.94円

来週の為替見通し/レンジは1ドル=92.00-94.50円を想定 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

02月22日 15時52分

来週の相場見通し/膠着相場継続と、どちらかに放れる可能性は5分5分

来週の日経平均は、膠着相場が続く可能性と、上下どちらかに放れる可能性が5分5分とみている。日経平均は2月8日以降、前日比マイナスとプラスを交互に繰り返してきているが、その間の高値が20日の11510.52円、安値が15日の11065.06円だ。このレンジでもみあっている間は「横ばい」トレンド継続だが、上下どちらかに放れれば、このボックスの値幅445.46円程度の振れが発生することになるだろう。

つまり、上振れなら11955.98円(=11510.52+445.46)、下振れなら10619.60円(=11065.06-445.46)あたりがメドだ。なお、この11510.52円と11065.06円との中間値が11287.79円。これより上位なら、放れるならば「上」、下位なら「下」とみている。22日終値は11385.94円であり、22日時点では、放れるなら「上」ということになる。

なお、3月のメジャーSQの8日まで残り2週間ということで、先物の大口プレーヤー同時による、SQ値をどこで着地させるかという駆け引きが活発化するだろう。2月8日から22日まで、日経平均が前日比マイナスとプラスが交互に発生していることを考えると、日経平均の11065.06円から11510.52円のゾーンでは、売り方と買い方の勢力がほぼ拮抗しているといってよいだろう。

しかし、来週から、清算日の3月8日に向けて、激しい勢力争いが起こり、売り方、買い方どちらかに軍配が上がる可能性が高いと考える。

ところで、24~25日のイタリア総選挙では、中道左派勢力とモンティ陣営が過半を占めれば市場の混乱につながらないとの見方が大勢だ。事前の予想では、中道左派とモンティ氏率いる勢力が過半数を占めるとの見方が多い。このため、波乱要因にはならないだろう。

一方国内では、安倍晋三首相は、月内に国会に提示する方針の日銀総裁人事に関し「帰国後、なるべく早く相談したい」と公明党の山口那津男代表に伝えたという。25日に山口氏と再会談し、オバマ米大統領との首脳会談を踏まえ、今後の政権運営を巡って意見交換する予定だそうだ。

確かに、日銀総裁人事は市場の最大の関心事だが、基本的には、誰が総裁になろうと、新総裁は強力な金融緩和を行い、「アベノミクス」の成功を実現するべく、全力で、その任にあたるであろう。そのため、仮に、みんなの党などが忌み嫌う、財務省OBが新総裁になったとしても、一時的に株安・円高になるかもしれないが、中長期に亘り、市場が激しく落胆・失望し続けることはないとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)