
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月14日 15時14分
相場概況(主力株)/14日の日経平均は前日比55.87円高の11307.28円
14日の日経平均は前日比55.87円高の11307.28円、高値は11356.54円、安値は11243.49円。東証一部の出来高は36億6397万株、売買代金は2兆1344億円、時価総額は329兆5527億円、値上がり銘柄数は636銘柄、値下がり銘柄数は960銘柄、変わらずは102銘柄。日経平均は反発。
13日のNYダウは反落し、前日比35.79ドル安の13982.91ドルだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.34(2.69%)高の12.98だった。マクドナルド、キャタピラー、ボーイングなど値がさ株が下げ、ダウを押し下げた。1月の米小売売上高は前月比0.1%増加だったが、伸び率は市場予想と一致し、相場への影響は限定的だった。
NY円相場は小幅に続伸し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=93円35~45銭で取引を終えた。円は対ユーロで続伸し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近の3月物は前日比0.50ドル安の1バレル97.01ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。4月物は前日比4.5ドル安の1トロイオンス1645.1ドルで取引を終えた。
MSCIは13日、定例の指数構成銘柄の見直しを発表し、「標準指数」に、日本株では日本取引所グループ(8697)を追加する一方、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)を除外する。構成銘柄の入れ替えは28日の取引終了後に実施する。
前場の日経平均は円高一服やナスダック高を好感し、反発した。しかし、15~16日のG20財務相・中央銀行総裁会議で為替に関する議論があるかどうかを見極めたいとのムードは強く、積極的な上値追いとはならなかった。物色面では、目の難病患者を対象にiPS細胞を使った治療を試みる臨床研究を承認したと伝わり、新興市場ではバイオ関連が賑わっていた。なお、日銀の次期総裁の有力候補のひとりの岩田一政元日銀副総裁が、「物価目標2%の達成には円高是正が必要不可欠」、「1ドル・90~100円までは均衡への回帰=中間値は95円」などと述べたことが市場に伝わり、円安に若干振れたことが話題になっていた。
後場の日経平均も堅調に推移。しかし、方向感は乏しかった。日銀は13日から今日まで開いた金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めたが、3月の正副総裁の交代後に大胆な金融緩和が打ち出されるとの思惑が強く、特に失望されなかった。一方、日銀は国内景気については「下げ止まりつつある」との認識を示し、前月の「弱めに推移している」から判断を引き上げた。これは好感された。
東証33業種では、ゴム製品、海運、繊維製品、非鉄金属、ガラス・土石、電気機器、金属製品、倉庫・運輸などが値上がりした。一方、その他金融、不動産、パルプ・紙、鉄鋼、鉱業、空運、保険、銀行、建設、不動産などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは東光(6801)、2位は新日本科学(2395)、3位はアルバック(6723)。一方、値下がり率トップはフェイス(4295)、2位はアゴーラ・ホスピタリティーG(9704)、3位は鉄建建設(1815)。