< 来週の為替見通し/レンジは1ドル=90.00-94.00円を想定

外資系6社、売り1870万株、買い2080万株、差引き210万株の買い越し >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

02月04日 07時34分

本日の相場見通し/主力の輸出関連中心に買いが先行

1日の米国株式市場は大幅反発、NYダウは前日比149.21ドル高の14009.79ドルと、1万4000ドル台を2007年10月12日以来、約5年4カ月ぶりに回復した。ナスダック総合株価指数は同36.97ポイント高の3179.10ポイントと、12年9月21日以来、約4カ月半ぶりの高水準で終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.38(9.66%)安の12.90だった。1月の非農業部門の雇用者数の増加幅は15万7,000人と、市場予想の17万人程度には届かなかった。失業率も7.9%と、前月から0.1ポイント悪化した。ただ、年間の改定の結果、12年11月や12月分の雇用者数の増加幅が大幅に上方修正され、13年1月までの3カ月平均は持続的に失業率を低下させるのに必要とされる20万人に達した。また、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した1月の製造業景況感指数も53.1と前月比2.9ポイント上昇し、昨年4月以来9ヶ月ぶりの水準になった。これらが好感された。

NY円相場は3日続落し、前日比1円10銭円安・ドル高の1ドル=92円75~85銭で取引を終えた。一時92円97銭と2010年5月18日以来約2年8カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。円は対ユーロで大幅に4日続落し、前日比2円15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=126円60~70銭で取引を終えた。一時126円97銭と、10年4月15日以来約2年9カ月ぶりの円安・ユーロ高水準を付けた。

NY原油先物相場は小反発した。WTI期近の3月物は前日比0.28ドル高の1バレル97.77ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。4月物は前日比8.6ドル高の1トロイオンス1670.6ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は11280円大証清算値比110円高だった。

週末の米株高と円安を受け、週明けの東京株式市場では、主力の輸出関連中心に買いが先行する見通し。日経平均の想定レンジは11150円~11400円程度。テクニカル上の過熱感は確かに強いが、ここまでの相場上昇を想定していなかった、または、これ以上の評価損の膨張に耐えられない投資家達の買いニーズは相場の上昇に比例する形で高まることになる。その一方、ここまでの相場上昇を見越していた、または、いったんこのレベルで利益を堅実に確定しておこうという投資家達の売りニーズも同様に高まるため、商いはそこそこ膨れる公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)