
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
01月29日 08時27分
本日の相場見通し/物色は個別材料株や、新興市場が中心になる公算
28日の米国株式市場では、NYダウは7日ぶりに反落、前週末比14.05ドル安の13881.93ドル、一方、ナスダック総合株価指数は続伸し、同4.59ポイント高の3154.30ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.68(5.28%)高の13.57だった。昨年12月の耐久財受注額は前月比4.6%増と市場予想を上回ったが、昨年12月の仮契約住宅販売指数は前月比で市場予想に反して低下した、住宅市場の回復期待がやや後退したことが売り要因だったが、時価総額が大きいアップル株の反発し、ナスダックは強かった。
NY円相場は3日ぶりに反発し、前週末比5銭円高・ドル安の1ドル=90円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前週末比20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=122円10~20銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の3月物は前週末比0.56ドル高の1バレル96.44ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日続落した。2月物は前週末比3.7ドル安の1トロイオンス1652.9ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は10780円大証清算比30円安だった。
米株・円相場に方向感が乏しいため、本日の日経平均も、軟調なもみあいが予想される。新規の買い材料が見当たらないため、利益確定売りが優勢な状況が終日続く見通しだ。ただし、売り方の買戻しや、出遅れた投資家の押し目買い意欲も強いため、下値は下値で堅いとみている。本日はないとはみているが、当面の日経平均の下値メドは、24日と25日とで空けた窓(10634.74円~10790.95円)埋めだろう。つまり、「押しても窓まで」だ。
なお、物色は個別材料株や、新興市場が中心になる公算。実際、28日の日経ジャスダック平均株価は8営業日続伸し、2008年1月15日以来、約5年ぶりの高値を付けた。また、東証マザーズ指数は7営業日続伸し、08年6月23日以来約4年7カ月ぶり高値に上昇した。また、東証一部でも、値上がり率上位にケネディクス(4321)、よみうりランド(9671)、サンフロンティア不動産(8934)、日本カーバイド(4064)、アイフル(8515)、東京都競馬(9672)、オリコ(8585)、ミヨシ油脂(4404)など、新興不動産・不動産流動化、含み資産株、仕手系材料株、自民党の選挙公約「適正な規模の小口金融市場の実現と真の返済困難者の救済」関連など、それぞれのテーマを代表するような銘柄がズラリと並んだ。この傾向は、本日も続くだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)