
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
01月21日 08時10分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは10850円~11050円程度
18日の米国株式市場では、NYダウは続伸、前日比53.68ドル高の13649.70ドルと、2007年12月10日以来、約5年1カ月ぶりの水準を回復し、リーマン・ショック後の高値を更新した。一方、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、同1.29ポイント安の3134.71ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同1.11(8.18%)安の12.46だった。GEやモルガン・スタンレーの良好な決算が好感された。また、米連邦債務上限引き上げを巡り、米下院共和党の指導部が暫定的に3カ月ほど上限を引き上げる法案の提出を模索していると伝わったことも買い材料になった。一方、インテルが17日発表した10~12月期決算は純利益が27%減少したため、IT株の一角が連れ安し、ナスダックを押し下げた。
NY円相場は続落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=90円00~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=119円85~95銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続伸した。WTI期近の2月物は前日比0.07ドル高の1バレル95.56ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。2月物は前日比3.8ドル安の1トロイオンス1687.0ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は10965円大証清算値比45円高だった。
日銀が21~22日に開く金融政策決定会合では、資産買い入れ基金の10兆円程度の増額や2%の物価上昇率目標の採用などは既にほぼ織り込まれている。また、市場関係者の10人中9人程度が、会合結果発表後に、当面の材料出尽くし感が強まり、利益確定の「円買い・日本株売り」が加速することを警戒している。いわゆる、「Buy the rumor, Sell the fact」だ。しかし、果たして、こちらも皆が同じような予想しているため、結果発表後の動きは、逆に、急騰し、材料出尽くしを予想して売った向きが慌てて買い戻して、その買いが一巡した後に、ようやく調整に入るという展開をメインに据えたい。
なお、21日はキング牧師の誕生日で米国市場が休場となることに加え、明日に会合結果発表を控えていることもあり、特に後場は様子見気分が一段と強まりそう。日経平均の想定レンジは10850円~11050円程度。少なくとも、売り叩く材料は見当たらず、買い方の利益確定、手仕舞い売りが出たとしても、あっさりと吸収できる良好な地合いは継続しよう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)