
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
01月17日 08時35分
本日の相場見通し/日経平均は10600円付近で膠着
16日の米国株式市場では、NYダウは6日ぶりに反落し、前日比23.66ドル安の13511.23ドル、一方、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、同6.76ポイント高の3117.54ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.13(0.96%)安の13.42だった。ダウの下落は「787」の機体トラブルが相次ぐボーイング株に売りが膨らんだことが響いた。一方、最近下げが目立ったアップル株が反発し、ナスダックを押し上げた。
NY円相場は続伸し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=88円35~45銭で取引を終えた。円は対ユーロでも続伸し、前日比70銭円高・ユーロ安の1ユーロ=117円40~50銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の2月物は前日比0.96ドル高の1バレル94.24ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落した。2月物は前日比0.7ドル安の1トロイオンス1683.2ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は10635円大証清算値比55円高だった。
米株に方向感がなく、円安も一服だが、円高に大きく傾いているわけでもないため、本日の日経平均は10600円付近で膠着する見通し。想定レンジは10450円~10700円程度。1ドル=88円を割れるような円高になれば、10500円に近づく、または割れる可能性はある。昨日の日経平均の下落幅は野田前首相が衆院の解散方針を表明した昨年11月14日以降で最大で、2011年8月以来、約1年5か月ぶりの大きさだった。基本的には、この大幅下落は、短期的な調整入りの明確なサインだろう。
ただし、全ては為替次第。ザックリ言えば、対ドルで1円の円相場の変動で、日経平均は約230円程度動くというのが目安。なお、アベノミクスを念頭に、ここから円が対ドルで一方的に円高になるとは思えない。よって、日経平均の押しも浅いと考える。値幅ではなく、時間調整の可能性が高い。この間は、個別の材料株相場が幕間つなぎ的に行われる公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)