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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

01月11日 08時01分

本日の相場見通し/円安は、本日の日経平均にポジティブに作用する

10日の米国株式市場は続伸、NYダウは前日比80.71ドル高の13471.22ドル、ナスダック総合株価指数は同15.95ポイント高の3121.76ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.32(2.32%)安の13.49だった。昨年12月の中国貿易統計は、輸出が3カ月ぶりの低い伸びにとどまった11月から大きく回復し、7カ月ぶりの高い伸びとなった。予想も大幅に上回った。これが好感された。

NY円相場は続落し、前日比95銭円安・ドル高の1ドル=88円75~85銭で取引を終えた。一時88円80銭と2010年7月14日以来、約2年半ぶりの円安水準を付けた。円は対ユーロで大幅に続落し、前日比3円5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=117円80~90銭で終えた。一時117円84銭と、11年6月8日以来約1年7カ月ぶりの安値を付けた。

NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の2月物は前日比0.72ドル高の1バレル93.82ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅に反発した。2月物は前日比22.5ドル高の1トロイオンス1678.0ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は10775円大証清算値比115円高だった。

10日の米株が堅調な上、11日早朝の外国為替市場で円は対ドルでは7時半過ぎに1ドル=89円04銭近辺と、2010年7月14日以来2年半ぶりの安値に下落し、対ユーロでは1ユーロ=118円24銭近辺と、11年5月5日以来の安値を付けた。この円安は、本日の日経平均にポジティブに作用する見通し。想定レンジは10650円~10900円程度。

なお、政府と日銀が検討している政策連携の共同文書の骨格が10日固まり、焦点の物価上昇率目標は2%と明記するという。また、政府は本日、緊急経済対策を閣議決定し、12年度の補正予算は事業規模が20兆円を上回るもようだ。これらは市場にほぼ織り込まれているが、それはそれでサポート要因となるだろう。ちなみに、緊急経済対策では、復興・防災対策、成長による富の創出、暮らしの安心・地域活性化の3つを重点分野に設定していると伝わっており、これらに関連する銘柄への資金流入は継続しよう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)