
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
01月08日 08時06分
本日の相場見通し/日経平均は10600円アラウンドのもみあい
7日の米国株式市場は反落し、NYダウは前週末比50.92ドル安の13384.29ドルで取引を終えた。ナスダック総合株価指数は同2.85ポイント安の3098.81ポイントだった。恐怖指数(VIV指数)は同0.04(0.29%)安の13.79だった。8日から、アルコアを皮切りに米主要企業の四半期決算が本格化するため、買い手控え気分が強まった。
NY円相場は反発し、前週末比40銭円高・ドル安の1ドル=87円70~80銭で取引を終えた。NY円は対ユーロで反発し、前週末比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=115円10~20銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸。WTI期近の2月物は前週末比0.10ドル高の1バレル93.19ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。2月物は前週末比2.6ドル安の1トロイオンス1646.3ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は10620円大証清算値と同じだった。
米株軟調、円安一服で、本日の日経平均は10600円アラウンドのもみあいだろう。想定レンジは10550円~10650円程度。政府は7日、緊急経済対策の概要を固め、官民一体で日本経済の再生に取り組む方針を前面に打ち出し、今年度補正予算案に対策関連経費として10.3兆円の国費を計上、地方や民間企業の負担を合わせた事業規模は20兆円超に上る見通しと伝わっている。8日の日本経済再生本部や9日の経済財政諮問会議の議論を経て、11日の閣議決定を目指すという。なお、この程度の規模・内容・スケジュール感は相場にはほぼ織り込み済みだ。
ところで、ネット証券の松井証券では年末年始の総合口座の新規申込件数が700件近くと前年の約3倍に増加し、カブドットコム証券の足元の売買代金は12月の平均を約8割上回っているという。一方、信用取引の規制緩和で、今月から同じ担保で1日に何度でも売買できるようになり、デイトレーダーの売買も増えているそうだ。このため、個人の取引が多い新興市場では7日の売買代金が2年9カ月ぶりの高水準となった。このように、個人マネーの市場流入が加速し、買い主体に厚みが増しつつある。この点はポジティブだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)