< 相場概況(主力株)/28日の日経平均は前日比114.95円安の9308.35円

外資系6社、売り2160万株、買い1830万株、差引き330万株の売り越し >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

11月29日 08時07分

本日の相場見通し/信用個人は主力株を避け、小型株で値幅取りを狙う

28日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発し、前日比106.98ドル高の12985.11ドル、ナスダック総合株価指数は反発し、同23.99ポイント高の2991.78ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.41(2.58%)安の15.51だった。ダウは、10月の米新築住宅販売件数が年換算で36万8000戸と前月から減少し、市場予想を下回ったのを嫌気し、一時112.81ドル安まで下落する場面があった。しかし、米共和党のベイナー下院議長は、「財政の崖」問題をめぐる協議について、歳出削減が伴えば歳入について協議する用意があるとし、オバマ大統領との合意に楽観的な見方を示したと伝わり、これが買い材料になった。

NY円相場は反発し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=82円00~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続伸し、前日比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=106円25~35銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の1月物は前日比0.69ドル安の1バレル86.49ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。12月物は前日比25.8ドル安の1トロイオンス1716.5ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物12月限(円建て)は9345円大証清算値比45円高だった。

米株は反発も、円相場が膠着している。このため日経平均は反発するだろうが、上値は重そう。想定レンジは9250円~9450円程度。基本は9300円台での「もみあい」だろう。一方、28日の日経ジャスダック平均は9日続伸し5月11日以来、約半年ぶりの高値を付け、東証マザーズ指数も3日続伸し5月2日以来の高値水準を付けた。物色面では、バイオ関連やインターネット関連銘柄が牽引役だ。

22日時点の信用評価損益率はマイナス9.96%と、2週連続で改善した。マイナス幅が10%を下回るのは、日経平均が年初来高値を付けた週の週末にあたる3月30日時点以来、8カ月ぶりのことだ。個人信用の手の内、買い余力は大幅に改善、且つ、アップしている。この信用個人が、新興銘柄を含む、小型材料株物色のメインプレーヤーということになる。円安が一服し、日経平均の上値は重いものの、下値不安も乏しいという投資環境なら、信用個人は主力株を避け、小型株で値幅取りを狙う公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)