< 前場概況(主力株)/27日前場の日経平均は前日比35.97円高の9424.91円

本日の相場見通し/短期資金は内需系の材料株に向かう、筆頭は中堅ゼネコン >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

11月27日 15時16分

相場概況(主力株)/27日の日経平均は前日比34.36円高の9423.30円

27日の日経平均は前日比34.36円高の9423.30円、高値は9449.72円、安値は9370.59円。東証一部の出来高は19億8897万株、売買代金は1兆2299億円、時価総額は271兆1860億円、値上がり銘柄数は1104銘柄、値下がり銘柄数は442銘柄、変わらずは145銘柄。日経平均は小幅に4日続伸。

26日のNYダウは3日ぶりに反落、前週末比42.31ドル安の12967.37ドルだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.36(2.38%)高の15.50だった。「財政の崖」問題の協議の行方や、ギリシャ救済協議の行方を見極めたいとのムードが強まった。オバマ大統領は26日、「財政の崖」に関し、もし米議会が対応しなければ、来年は個人消費が米国で2千億ドル減る見通しだとの試算を公表し、議会に対応を急ぐよう訴えた。

NY円相場は続伸し、前週末比35銭円高・ドル安の1ドル=82円00~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで5日ぶりに反発し、前日比50銭円高・ユーロ安の1ユーロ=106円40~50銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近の1月物は前週末比0.54ドル安の1バレル87.74ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落した。12月物は前週末比1.8ドル安の1トロイオンス1749.6ドルで取引を終えた。

米株に方向感がなく、円安も一服しているため、前場の日経平均も騰勢が一服。ここ最近の高値圏で、もみあった。ユーロ圏諸国が27日(日本時間朝)、ギリシャに対する金融支援で、国際通貨基金(IMF)などと合意したとの声明文を発表したことは、好感されていた。

後場の日経平均は高値圏で膠着。安倍自民総裁がインフレ目標について「1%めどではなく2%目標と定める」などと述べたと伝わり、東京外国為替市場で円相場が下げに転じたことが、東京株式市場のサポート要因となった。日経平均は9400円台を回復し、4月27日の9520.89円以来、7ヶ月ぶりの高値を付けた。商いも盛り上がり、東証一部の売買代金は8日連続で1兆円超え。

東証33業種では、空運、情報・通信、パルプ・紙、小売、その他金融、建設、不動産、陸運、医薬品、石油・石炭製品、銀行などが値上がりした。一方、鉄鋼、輸送用機器、ガラス・土石、鉱業、ゴム製品、精密機械、機械などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは不動テトラ(1813)、2位は佐田建設(1826)、淺沼組(1852)、3位は大豊建設(1822)。一方、値下がり率トップはコンドーテック(7438)、2位はジーンズメイト(7448)、3位は東洋インキSCホールディン(4634)。