
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月26日 06時37分
本日の相場見通し/日経平均は米株高・円安基調を好感し、上値追い
感謝祭明け23日の米国株式市場では、NYダウは大幅続伸し、21日終値比172.79ドル高の13009.68ドル、ナスダック総合株価指数は5日続伸、同40.30ポイント高の2966.85ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.17(1.11%)安の15.14だった。感謝祭翌日の金曜日「ブラックフライデー」で本格化する米年末商戦への期待感が高まった。また、26日に再度開かれるユーロ圏財務相会合でギリシャへの融資の実施が合意される可能性が高まったことや、11月IFO独業況指数が予想外に上昇したことも買い材料になった。
NY円相場は7日ぶりに反発し、21日終値比10銭円高・ドル安の1ドル=82円35~45銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日続落し、21日終値比1円10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=106円90銭~107円ちょうどで取引を終えた。円は一時106円98銭まで下落し、4月27日以来、約7カ月ぶりの安値を付けた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の1月物は21日終値比0.90ドル高の1バレル88.28ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。12月物は21日終値比23.2ドル高の1トロイオンス1751.4ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は9430円大証清算値比70円高だった。
本日の日経平均は米株高・円安基調を好感し、上値追いの展開。想定レンジは9300円~9500円程度。日経平均は週末22日の上昇で、9月19日の9288.53円を上抜けた。このため、狼狽した売り方の買戻しが加速して、5月2日と7日とで空けた窓(9206.45円~9344.53円)を完全に埋めた。同時に、週足ベースの一目均衡表の雲上抜け(雲上限は22日現在、9285.06円)も実現した。こうなると、今週以降、月足ベースの一目均衡表の基準線(同、9513.69円)あたりが次の上値メドとして意識されそうだ。一方、下値は5日移動平均線(同、9181.86円)程度とみている。余程、悪材料が重なれば、16日と19日とで空けた窓(9032.35円~9135.29円)を埋めることはあるかもしれないが、そこまでの押しは現時点では確率は低いと考えている。
物色面では、自民党政権発足を睨んだ動きが継続するだろう。セクター別では、まずは、円安効果で自動車や精密が買われ、積極的金融緩和を背景に不動産・金融も人気化しよう。そして、積極的公共投資で建設などにも物色の矛先が向かう可能性が高い。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)