
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月02日 08時30分
本日の相場見通し/日経平均は3日続伸し、9000円大台を回復
1日の米国株式市場は大幅反発し、NYダウは前日比136.16ドル高の13232.62ドル、ナスダック総合株価指数は同42.83ポイント高の3020.06ポイントと3000台を回復した。恐怖指数(VIX指数)は同1.91(10.27%)安の16.69だった。10月のISM製造業景況指数は51.7と、前月の51.5から上昇、5月以来の高水準となった。また、コンファレンス・ボードが発表した10月の消費者信頼感指数は72.2と、前月の68.4(速報値70.3)から上昇した。そして、ADPによると、民間雇用者数は前月比で15万8000人増加と、市場予想の13万1000人の増加を上回った。これらが好感された。
NY円相場は続落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=80円05~15銭で終えた。円は対ユーロで3日続落し、前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=103円65~75銭で終えた。
NY原油先物相場は3日続伸した。WTI期近の12月物は前日比0.85ドル高の1バレル87.09ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落した。12月物は前日比3.6ドル安の1トロイオンス1715.5ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は9055円大証清算値比105円高だった。
米株大幅高、円安基調を受け、本日の日経平均は3日続伸し、9000円大台を回復する見通し。想定レンジは8900円~9100円程度。世界景気敏感株の輸出関連が買い戻され、日経平均を押し上げよう。だが、本日は米雇用統計発表を控えた週末でもあり、買い一巡後は、買い方の手仕舞い売りが上値を抑える公算。
なお、10月の米雇用統計についての市場予想は、非農業部門雇用者数の前月比増加幅は12万5000人程度、失業率は前月より0.1ポイント高い7.9%が見込まれている。雇用動向は6日に控える米大統領選を左右しかねない要因であり、これまで以上に市場の関心は高い。このため、多くの投資家は積極的な売り買いを手控えるだろう。よって、上値は限定的で、本日の上値メドは200日移動平均線(1日現在、9068.05円)とみておきたい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)