
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月01日 08時19分
本日の相場見通し/日経平均は前日終値8928.29円付近で膠着しそう
10月31日の米国株式市場は3日ぶりに反落、NYダウは前週末比10.75ドル安の13096.46ドル、ナスダック総合株価指数は同10.72ポイント安の2977.23ポイントで終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.79(4.44%)高の18.60だった。温帯低気圧「サンディ」による2日間の休場が明け初日にあたり、NY市内は交通の混乱が続いており、出勤が困難な証券会社の従業員や投資家が多く、取引が順調に進むか様子をみたいとのムードが強かった。
NY円相場は反落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=79円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落し、前日比25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=103円35~45銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の12月物は前日比0.56ドル高の1バレル86.24ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。12月物は前日比7.0ドル高の1トロイオンス1719.1ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は8920円大証清算値と同じだった。
米株がやや軟調だが、円相場が若干円安のため、本日の日経平均は前日終値8928.29円付近で膠着しそう。想定レンジは8850円~8950円程度。当面の日経平均は25日移動平均線(31日現在、8837.16円)と200日移動平均線(同、9065.65円)とで挟まれたゾーンで膠着し、今後はどちらかに放れた方に、トレンドが出ることになりそうだ。この方向を決めるのは円相場で、円高なら下へ、円安なら上へという具合だ。
ところで、パナソニック(6752)は31日、2013年3月期の連結最終損益(米国会計基準)の見通しを500億円の黒字から7650億円の赤字に引き下げると発表した。また、NHKは、シャープ(6753)が、主力のテレビ事業で収益が予想以上に悪化したことなどから、今年度の最終赤字が過去最大の4500億円になる見通しとなったと報じている。シャープに関しては織り込み済みの可能性は高いが、パナソニックはネガティブ・サプライズのため、電機株、とりわけ、液晶関連銘柄に悪影響が波及しそう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)