
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月30日 08時42分
本日の相場見通し/追加金融緩和の有無・内容次第で、波乱含み
29日の米国株式市場は、大型ハリケーン「サンディ」の接近に伴い、株式市場が休場となった。米株式市場は30日も休場を予定している。今後の状況によるが、31日の取引再開を予定しているという。一方、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)を運営するシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は、株価指数先物は現物株の取引停止を受け、時間外取引のみ実施する予定だ。
NY円相場は反落し、前週末比15銭円安・ドル高の1ドル=79円75~85銭で取引を終えた。NY円は対ユーロで続伸し、前週末比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=102円90銭~103円00銭で終えた。スペインの9月の小売売上高指数が大幅に悪化したことが、ユーロ売り材料になった。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近の12月物は前週末比0.74ドル安の1バレル85.54ドルで終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前週末比3.2ドル安の1トロイオンス1708.7ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物12月限(円建て)は8925円大証清算値比5円高だった。
本日の日経平均は、日銀の金融政策決定会合での追加金融緩和の有無・内容次第で、波乱含みだ。想定レンジは8800円~9100円程度。無期限・無制限の追加金融緩和をアナウンスするならポジティブ、それ以外なら、基本は、材料出尽くし、または、失望という反応になる公算が大きい。
なお、自然災害の評価会社、米エクキャット(EQECAT)は29日、ハリケーン「サンディ」による経済損失が最大200億ドルに達するとの試算を発表した。このため、損害保険株には嫌気売りが出る可能性が高い。一方、メタンハイドレートが日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海からオホーツク海にわたる広域の海底で見つかったと伝わり、同関連株は物色されそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)