
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月24日 15時18分
相場概況(主力株)/24日の日経平均は前日比59.95円安の8954.30円
24日の日経平均は前日比59.95円安の8954.30円、高値は9043.80円、安値は8896.41円。東証一部の出来高は17億8108万株、売買代金は1兆473億円、時価総額は258兆1344億円、値上がり銘柄数は519銘柄、値下がり銘柄数は983銘柄、変わらずは171銘柄。日経平均は8日ぶりに反落。
23日のNYダウは大幅反落、前日比243.36ドル安の13102.53ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.21(13.30%)高の18.83だった。3Mの業績予想引き下げやデュポンの低調な決算などが嫌気された。新商品の「iPad(アイパッド)」の小型版を発表したアップル株の低迷も響いた。そして、2014年1月に任期が終わるバーナンキFRB議長が大統領選の結果に関係なく再任しないとの見方も出始めていることも悪材料視された。
NY円相場は9日ぶりに反発し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=79円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発した。前日比70銭円高・ユーロ安の1ユーロ=103円65~75銭で取引を終えた。ムーディーズが22日にカタルーニャなどスペイン5州を格下げしたことなどをきっかけにスペインの10年物国債利回りが上昇したことが、ユーロ売り材料。
NY原油先物相場は下落した。WTI期近物の12月物は前日比1.98ドル安の1バレル86.67ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。12月物は前日比16.9ドル安の1トロイオンス1709.4ドルで取引を終えた。
米株大幅安、円安一服を受け、前場の日経平均は8日ぶりに反落。25日移動平均線(24日前場現在、8874.41円)がサポートとして意識された。一方、5日移動平均線(同、8998.75円)が抵抗した。HSBCが発表した10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が49.1と、前月の確報値から1.2ポイント改善した。これは好感された。また、東京外国為替市場で円相場は1ドル=79円台後半で直近の円安水準を保っていることも、相場を下支えた。
後場の日経平均も軟調推移。225先物12月物に数百枚単位のまとまった買いが断続的に入った結果、裁定買いが誘発され、現物指数が押し上げられ9000円を回復する場面があった。しかし、昨日までの7連騰による過熱感は強く、また、上値を買い上がる材料もなく、徐々に膠着感を強め、結局失速した。
東証33業種では、空運、金属製品、小売、精密機械、倉庫・運輸、水産・農林、ゴム製品の7業種が値上がりした。一方、電気・ガス、鉄鋼、鉱業、証券、商品先物、輸送用機器、海運、非鉄金属、ガラス・土石、機械、その他製品などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは新日本科学(2395)、2位はネクスト(2120)、3位はアルテック(9972)。一方、値下がり率トップはランド(8918)、2位は東北電力(9506)、3位は東海染工(3577)。