
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月09日 11時48分
前場概況(主力株)/9日前場の日経平均は前週末比31.99円安の8831.31円
9日前場の日経平均は前週末比31.99円安の8831.31円、高値は8840.69円、安値は8799.76円。東証一部の出来高は7億8813万株、売買代金は5120億円、時価総額は255兆1717億円、値上がり銘柄数は655銘柄、値下がり銘柄数は788銘柄、変わらずは196銘柄。日経平均は3日ぶりに反落。
8日のNYダウは4日ぶりに反落し、前週末比26.50ドル安の13583.65ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.78(5.44%)高の15.11だった。コロンバス・デーの祝日で債券や為替市場が休場だったため、株式市場への参加者が少なく、出来高は年初以降で最低水準となった。世界銀行が、東アジア・太平洋地域の途上国の経済見通しを発表し、今年の域内途上国の実質GDP(域内総生産)成長率を、5月時点から0.4ポイント低い7.2%に下方修正した。これが嫌気された。また、9日に発表されるアルコアを皮切りに本格化する、第3・四半期の決算シーズンを前に業績をめぐる懸念も心理的な圧迫要因となった。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の11月物は前週末比0.55ドル安の1バレル89.33ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前週末比5.1ドル安の1トロイオンス1775.7ドルで取引を終えた。
米国株が下落したため、前場の日経平均は3日ぶりに反落。物色面では、京都大学教授の山中伸弥iPS細胞研究所長がノーベル生理学・医学賞を受賞したため、再生医療関連が賑わった。ただし、世界的な景気減速懸念を背景に、積極的な買いは入らず。とりわけ、日中関係の悪化で、業績への悪影響が出る企業群には売り圧力が強い状態が続いた。
東証33業種では、不動産、医薬品、その他金融、倉庫・運輸、空運、建設などが値上がりした。一方、海運、パルプ・紙、電気・ガス、証券、商品先物、石油・石炭製品、その他製品、電気機器などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはキトー(6409)、2位は電算システム(3630)、3位はブイ・テクノロジー(7717)。一方、値下がり率トップはソースネクスト(4344)、2位はシャープ(6753)、3位はアルテック(9972)。