
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月09日 08時39分
本日の相場見通し/日経平均は3日ぶりに反落、賑わうのは再生医療関連
8日の米国株式市場では、NYダウは4日ぶりに反落し、前週末比26.50ドル安の13583.65ドル、ナスダック総合株価指数は続落し、同23.84ポイント安の3112.35ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.78(5.44%)高の15.11だった。コロンバス・デーの祝日で債券や為替市場が休場だったため、株式市場への参加者が少なく、出来高は年初以降で最低水準となった。世界銀行が、東アジア・太平洋地域の途上国の経済見通しを発表し、今年の域内途上国の実質GDP(域内総生産)成長率を、5月時点から0.4ポイント低い7.2%に下方修正した。これが嫌気された。また、9日に発表されるアルコアを皮切りに本格化する、第3・四半期の決算シーズンを前に業績をめぐる懸念も心理的な圧迫要因となった。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の11月物は前週末比0.55ドル安の1バレル89.33ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前週末比5.1ドル安の1トロイオンス1775.7ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は8800円大証清算値比70円安だった。
米国株が下落したため、本日の日経平均は3日ぶりに反落する見通し。想定レンジは8750円~8900円程度。物色面では、京都大学教授の山中伸弥iPS細胞研究所長がノーベル生理学・医学賞を受賞したため、再生医療関連が賑わう見通し。ただし、相場全体への波及効果は限定的だろう。世界的な景気減速懸念を背景に、積極的な買いは期待薄。とりわけ、日中関係の悪化で、業績への悪影響が出る企業群には売り圧力が強い状態が続く公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)