
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月28日 08時09分
本日の相場見通し/日経平均は落ち着いた動き
27日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに反発し、前日比72.46ドル高の13485.97ドル、ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発、同42.90ポイント高の3136.60ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.97(11.72%)安の14.84だった。スペイン政府が発表した来年の予算案は、政府支出を前年から8.9%減らす内容だった。また同時に、経済改革の工程表を明らかにした。これが好感された。
NY円相場は続伸し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=77円55~65銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日ぶりに反落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=100円15~25銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日ぶりに反発した。WTI期近の11月物は前日比1.87ドル高の1バレル91.85ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。12月物は前日比26.9ドル高の1トロイオンス1780.5ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は8960円大証清算値と同じだった。
米株が反発し、対ユーロでの円高が一服したため、本日の日経平均は落ち着いた動きになりそう。想定レンジは8900円~9000円程度。27日の日経平均終値は8949.87円で、25日移動平均線(27日現在、8976.56円)や200日移動平均線(同、9021.79円)を下回っている。このように重要な移動平均線を下回っている状態では、上値の重い調整局面が続く公算が大きい。上回るためには、円高の是正が最も効くが現状は期待薄。結果、日経平均の調整は続く見通しだ。
上海市場や香港市場は、今日が国慶節(建国記念日)の大型連休前で最後の取引となる。香港が10月1~2日、中国が10月1~5日が休場となる。「証監会が夕方に記者会見を開く」との噂をきっかけに、昨日の上海株式相場は大幅に反発した。この上海株の動きが、昨日の日本の中国関連の買戻しやリバウンド狙いの買いを誘い、日経平均を押し上げた。このため、本日も上海株の動きが後場の日本株の動きに影響を与えることだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)