
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月27日 08時07分
本日の相場見通し/日経平均は続落、中国関連の下落を警戒
26日の米国株式市場では、NYダウは4日続落し、前日比44.04ドル安の13413.51ドル、ナスダック総合株価指数は3日続落し、同24.03ポイント安の3093.70ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.38(8.94%)高の16.81だった。ドイツ、オランダ、フィンランドの3カ国は25日夜、スペインは自国の銀行問題のコストを負担すべきで、ESMによる銀行への資本注入は限定的であるべきだとの認識を示した。また、ギリシャとスペインで26日、政府の財政緊縮策に抗議するデモが発生した。これらが嫌気された。
NY円相場は上昇し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=77円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続伸し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=100円00~10銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の11月物は前日比1.39ドル安の1バレル89.98ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。12月物は前日比12.8ドル安の1トロイオンス1753.6ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は8865円大証清算値比55円安だった。
米株軟調、円高基調のため、本日の日経平均は続落する見通し。想定レンジは8800円~9000円程度。日経平均は昨日の窓を空けた大幅下落で、200日移動平均線(26日現在、9020.36円)、25日移動平均線(同、8983.83円)を割り込んだ。外部環境(米株安、円高、日中関係緊迫化など)が好転しない限り、今後1-2週間のスパンで、9月6日の8646.03円程度までの調整はありそう。
なお、26日の上海総合指数は一時1999.484まで下げ、取引時間中では2009年2月2日以来、約3年8カ月ぶりとなる2000割れとなった。中国株は景気減速を背景にした企業業績の悪化を織り込む展開となっている。この中国株安は、東京市場上場の建機、工作機械、鉄鋼、海運など中国関連銘柄の下落を通じて、日本株にネガティブに作用し続ける公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)